人気グループ・関ジャニの村上信五が“CEO”として主宰する舞台『もしも塾』が、山口県・萩(萩市民館 大ホール)で25日・26日の2日間計4回にわたって上演された。萩と言えば、言わずと知れた吉田松陰による『松下村塾』があり、かつて“新しい日本”を夢見て多くの人が集まり、学び、近代日本の礎となった地。村上の「これからの新しい舞台やバラエティーの礎を少しでも作りたい」という想いもあり、“塾”への敬意と思想への共感をもって、この地での開催となった。
今年4月東京グローブ座で“開講”した同公演は舞台やバラエティーの仕事や表現に魅力を感じているタレントたちと共に、コンサートのショーアップされたステージ以外の、いわゆる“舞台に立つ”楽しさを伝え、同時にこれからの日本の舞台やバラエティーを一層盛り上げるべく、演技の瞬発力や発想力、アドリブ力を存分に試す場を作りたい、という村上の思いから始まった。
萩公演には、村上“CEO”をはじめ、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、桐山照史(ジャニーズWEST)、千賀健永・二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)、小島健・佐野晶哉(Aぇ! group)が出演。村上CEOがお題を出し、他出演者6人はそのお題に、その場で抽選を行い配役を決定。想像力と瞬発力をフル回転しながらストーリーを展開していく、稽古なし、完全ぶっつけ本番のアドリブ劇という形式で行われた。
お題はいずれも、誰もが知っている“昔ばなし”や“童話”がテーマ。25日夜公演では『浦島太郎』『3匹の子ブタ』を題材に『浦島太郎』では、村の子供のいじめを“快感”と感じてしまう亀、マッチョで屈強な乙姫、浦島をもてなす“海の幸”がなぜか“寿司屋の大将”として登場するなど、その場で思いついたキャラクター設定に翻弄される浦島太郎に会場から爆笑と拍手が送られた。
その次に上演された『3匹の子ブタ』も急きょ”子ブタ4匹・オオカミ2匹“という、設定そのものが原作からかけ離れた配役でスタート。なぜか“おじいちゃん”という設定で登場したオオカミに対し、もう1匹のオオカミはその彼女役の“おばあちゃんオオカミ”。子ブタ4匹は、そんなキャラの強いオオカミ2匹に挟まれてアタフタする、という、誰もが想像しなかったストーリー展開となった。
また26日昼公演の2つ目の上演も同じ『浦島太郎』だったが、こちらは全く違う展開に。前日“海の幸”として追加された役どころが、今回は“2人目の乙姫(乙姫2)”という役どころに変更。「奇抜なメイクと赤いリップを塗る事で乙姫になる」という設定で乗り切り、結果本来配役になかった『乙姫3』までが登場。舞台袖で観ていた村上CEOも、後輩たちの奮闘に触発されたのか、最後のあいさつに『乙姫4』として登場。村上含めた7人の“舞台魂”に、観客も惜しみない拍手と歓声を送った。
公演を終え、村上“CEO”は「得体の知れない舞台でしたが、萩の皆さんに温かく迎えて頂き、本当にありがとうございます。楽しい時間を過ごさせて頂き、嬉しく思います。1回目の東京、今回の萩と続けてきて、第3回はまだ決まっておりませんが、ぜひ楽しみにしていてください!」と早くも次回作に意欲を見せた。
出演者の二階堂も「その場で決まる配役や、間の取り方を瞬時に合わせるなど、裏側でもバタバタしながらでしたが、楽しんで頂けたならうれしいです! いつでも、どこでも上演出来る舞台だと思うので、他メンバーやジャニーズJr.の若い子たちも、ぜひチャレンジしてみて欲しいです!」と話し、手応えを感じていた。
今年4月東京グローブ座で“開講”した同公演は舞台やバラエティーの仕事や表現に魅力を感じているタレントたちと共に、コンサートのショーアップされたステージ以外の、いわゆる“舞台に立つ”楽しさを伝え、同時にこれからの日本の舞台やバラエティーを一層盛り上げるべく、演技の瞬発力や発想力、アドリブ力を存分に試す場を作りたい、という村上の思いから始まった。
萩公演には、村上“CEO”をはじめ、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、桐山照史(ジャニーズWEST)、千賀健永・二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)、小島健・佐野晶哉(Aぇ! group)が出演。村上CEOがお題を出し、他出演者6人はそのお題に、その場で抽選を行い配役を決定。想像力と瞬発力をフル回転しながらストーリーを展開していく、稽古なし、完全ぶっつけ本番のアドリブ劇という形式で行われた。
お題はいずれも、誰もが知っている“昔ばなし”や“童話”がテーマ。25日夜公演では『浦島太郎』『3匹の子ブタ』を題材に『浦島太郎』では、村の子供のいじめを“快感”と感じてしまう亀、マッチョで屈強な乙姫、浦島をもてなす“海の幸”がなぜか“寿司屋の大将”として登場するなど、その場で思いついたキャラクター設定に翻弄される浦島太郎に会場から爆笑と拍手が送られた。
その次に上演された『3匹の子ブタ』も急きょ”子ブタ4匹・オオカミ2匹“という、設定そのものが原作からかけ離れた配役でスタート。なぜか“おじいちゃん”という設定で登場したオオカミに対し、もう1匹のオオカミはその彼女役の“おばあちゃんオオカミ”。子ブタ4匹は、そんなキャラの強いオオカミ2匹に挟まれてアタフタする、という、誰もが想像しなかったストーリー展開となった。
また26日昼公演の2つ目の上演も同じ『浦島太郎』だったが、こちらは全く違う展開に。前日“海の幸”として追加された役どころが、今回は“2人目の乙姫(乙姫2)”という役どころに変更。「奇抜なメイクと赤いリップを塗る事で乙姫になる」という設定で乗り切り、結果本来配役になかった『乙姫3』までが登場。舞台袖で観ていた村上CEOも、後輩たちの奮闘に触発されたのか、最後のあいさつに『乙姫4』として登場。村上含めた7人の“舞台魂”に、観客も惜しみない拍手と歓声を送った。
公演を終え、村上“CEO”は「得体の知れない舞台でしたが、萩の皆さんに温かく迎えて頂き、本当にありがとうございます。楽しい時間を過ごさせて頂き、嬉しく思います。1回目の東京、今回の萩と続けてきて、第3回はまだ決まっておりませんが、ぜひ楽しみにしていてください!」と早くも次回作に意欲を見せた。
出演者の二階堂も「その場で決まる配役や、間の取り方を瞬時に合わせるなど、裏側でもバタバタしながらでしたが、楽しんで頂けたならうれしいです! いつでも、どこでも上演出来る舞台だと思うので、他メンバーやジャニーズJr.の若い子たちも、ぜひチャレンジしてみて欲しいです!」と話し、手応えを感じていた。
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2019/05/27