テレビ東京であす19日深夜より放送を開始するドラマ25『四月一日(わたぬき)さん家(ち)の』(毎週金曜 深0:52〜1:23)の制作発表会見が18日、同局で行われた。同ドラマは、テレビドラマ史上初、バーチャルYouTuberのときのそら、猿楽町双葉、響木アオの3人のみが出演するシチュエーションコメディー。と、いうことで会場のスクリーンに映し出されたバーチャル上の会場にVTuberたちが登壇した。
出演する3人のバーチャルYouTuberのほか、司会は同局のバーチャルアナウンサー・相内ユウカが務め、五箇公貴プロデューサー(テレビ東京)も劇中にも登場する(よりも大きい)カブトムシのビジュアルで登場。同局にとっても初となる、リアルな登壇者ゼロのシュールで斬新な会見となった。
記者席からは「これ、どうしたらいいの?」「アニメを見ていると思えばいい」などと戸惑う声も聞こえたが、通常のドラマの会見と同様に、質疑応答やフォトセッションも行われ、状況を客観的に捉えられて笑いが起きることもたびたびあった。
五箇プロデューサーは「このドラマの企画・制作に着手したのは、去年の夏前で、それ以降、VTuberを取り巻く環境は変わってきていて、当初よりも確実にVTuberが世の中に進出しているな、と思いました。先月も輝夜月さんが日清食品のバーチャル記者会見に登壇して話題になって、すごく面白いなと思う。今回はVTuberの女優3人が実際に四月一日三姉妹を演じるという形で、テレビのドラマの世界に進出したことになるんですが、こういう試みがどんどん増えていけば、VTuberの方々のチャンスも広がると思いますし、我々としてもいろんなジャンルに広げていきたい」と、VTuberの可能性に期待を寄せた。
バーチャルキャラクターを動かすだけでも難しいことでもあるのだが、本作では脚本があり、演出家がいて、お芝居をさせるという試み。五箇プロデューサーは「VR(バーチャルリアリティー)技術スタッフと、実写スタッフを集結させたんですが、普段、使っている能力も言葉も違うので、最初は全然コミュニケーション取れなくて。これで本当にできるのか?というところからスタートしたんですが、新しいものを作って、何か世の中に問いたいというのは、若手のエンジニアも、わりと年のいった実写のスタッフも一緒だったので、徐々に一丸となって乗り越えることができたことは、私個人としても今まで経験したことのない感覚で、仕事をはじめたばかりの頃を思い出しました」と、VRの世界で幾度とない試行錯誤を繰り返した日々を振り返っていた。
今回、30分枠のドラマ全12話に出演者はVtuberの3人だけ。「そら」は2017年9月7日より活動を開始し、生放送や歌動画の投稿を中心にバーチャルアイドルとして活動中。「双葉」は、昨年9月に開催された本作のオーディションに合格し、デビューを果たす新人。「アオ」は昨年2月14日より活動を開始し、同年、エイベックスよりアイドル&作詞・作曲家としてデビュー、全国6都市を回るツアーも実施した。3人とも本作が女優デビュー作となる。
そらは「いつもの動画と違って、ドラマの現場はスタッフさん、監督さん含め、たくさんの人が関わっているところに一番びっくりしました。いろんな相談をしながら進めていて、監督さんや脚本家さんによってこうしていこう、というのが違っていて、そういうのを見るのも新鮮でしたし、自分自身が動いて、せりふを覚えて、というのは大変な部分でもあったんですが、新たな挑戦としてやってよかった、楽しかったなと思います」。
双葉は「出演者が3人しかいなくて、3人しかしゃべらないので、すごいせりふ量だったんですよ。全12話、とんでもない量をしゃべったな、と思うんですけど、わりとハードなスケジュールではあったんですが、現場は和気あいあいとしていて、みんなで支え合って、一つのチームとして作品を作り上げることができて、達成感でいっぱいです」
アオは「一人で動画を撮っている時とは、気にするところが全然違っていて、こだわりも人によっていろいろあって、すごく勉強になりました。一人でやっているだけだったら気づけないようなことを知ることができて、いい経験されてもらったな、と思います。最初のうちはせりふを覚えるのが大変で、どうしよう、どうしようって感じだったんですが、だんだんなんとなく慣れてきたら、現場に行くのが楽しくなって、短期間ですごく成長できたと思います」。
同ドラマは、東京都江東区・門前仲町にある、長女・一花(いちか)(ときのそら)、次女・二葉(猿楽町双葉)、三女・三樹(みつき)(響木アオ)の三姉妹が暮らす一軒家、四月一日さん家を舞台に、日々の生活の中で起こる、ささいな出来事や思わぬ事件、三姉妹ならではのいざこざなど、リアリティーあふれる姉妹の日常を描くシチュエーションコメディー。
出演する3人のバーチャルYouTuberのほか、司会は同局のバーチャルアナウンサー・相内ユウカが務め、五箇公貴プロデューサー(テレビ東京)も劇中にも登場する(よりも大きい)カブトムシのビジュアルで登場。同局にとっても初となる、リアルな登壇者ゼロのシュールで斬新な会見となった。
記者席からは「これ、どうしたらいいの?」「アニメを見ていると思えばいい」などと戸惑う声も聞こえたが、通常のドラマの会見と同様に、質疑応答やフォトセッションも行われ、状況を客観的に捉えられて笑いが起きることもたびたびあった。
五箇プロデューサーは「このドラマの企画・制作に着手したのは、去年の夏前で、それ以降、VTuberを取り巻く環境は変わってきていて、当初よりも確実にVTuberが世の中に進出しているな、と思いました。先月も輝夜月さんが日清食品のバーチャル記者会見に登壇して話題になって、すごく面白いなと思う。今回はVTuberの女優3人が実際に四月一日三姉妹を演じるという形で、テレビのドラマの世界に進出したことになるんですが、こういう試みがどんどん増えていけば、VTuberの方々のチャンスも広がると思いますし、我々としてもいろんなジャンルに広げていきたい」と、VTuberの可能性に期待を寄せた。
バーチャルキャラクターを動かすだけでも難しいことでもあるのだが、本作では脚本があり、演出家がいて、お芝居をさせるという試み。五箇プロデューサーは「VR(バーチャルリアリティー)技術スタッフと、実写スタッフを集結させたんですが、普段、使っている能力も言葉も違うので、最初は全然コミュニケーション取れなくて。これで本当にできるのか?というところからスタートしたんですが、新しいものを作って、何か世の中に問いたいというのは、若手のエンジニアも、わりと年のいった実写のスタッフも一緒だったので、徐々に一丸となって乗り越えることができたことは、私個人としても今まで経験したことのない感覚で、仕事をはじめたばかりの頃を思い出しました」と、VRの世界で幾度とない試行錯誤を繰り返した日々を振り返っていた。
今回、30分枠のドラマ全12話に出演者はVtuberの3人だけ。「そら」は2017年9月7日より活動を開始し、生放送や歌動画の投稿を中心にバーチャルアイドルとして活動中。「双葉」は、昨年9月に開催された本作のオーディションに合格し、デビューを果たす新人。「アオ」は昨年2月14日より活動を開始し、同年、エイベックスよりアイドル&作詞・作曲家としてデビュー、全国6都市を回るツアーも実施した。3人とも本作が女優デビュー作となる。
そらは「いつもの動画と違って、ドラマの現場はスタッフさん、監督さん含め、たくさんの人が関わっているところに一番びっくりしました。いろんな相談をしながら進めていて、監督さんや脚本家さんによってこうしていこう、というのが違っていて、そういうのを見るのも新鮮でしたし、自分自身が動いて、せりふを覚えて、というのは大変な部分でもあったんですが、新たな挑戦としてやってよかった、楽しかったなと思います」。
双葉は「出演者が3人しかいなくて、3人しかしゃべらないので、すごいせりふ量だったんですよ。全12話、とんでもない量をしゃべったな、と思うんですけど、わりとハードなスケジュールではあったんですが、現場は和気あいあいとしていて、みんなで支え合って、一つのチームとして作品を作り上げることができて、達成感でいっぱいです」
アオは「一人で動画を撮っている時とは、気にするところが全然違っていて、こだわりも人によっていろいろあって、すごく勉強になりました。一人でやっているだけだったら気づけないようなことを知ることができて、いい経験されてもらったな、と思います。最初のうちはせりふを覚えるのが大変で、どうしよう、どうしようって感じだったんですが、だんだんなんとなく慣れてきたら、現場に行くのが楽しくなって、短期間ですごく成長できたと思います」。
同ドラマは、東京都江東区・門前仲町にある、長女・一花(いちか)(ときのそら)、次女・二葉(猿楽町双葉)、三女・三樹(みつき)(響木アオ)の三姉妹が暮らす一軒家、四月一日さん家を舞台に、日々の生活の中で起こる、ささいな出来事や思わぬ事件、三姉妹ならではのいざこざなど、リアリティーあふれる姉妹の日常を描くシチュエーションコメディー。
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2019/04/18