今年デビュー30周年を迎えた歌手のマルシアが19日、都内で『Debut 30th Anniversary Kick Off Live 〜私はどうしてここに?〜』を開催した。2ステージ公演で「歌手マルシア」と「ミュージカル女優マルシア」、それぞれの側面から選曲した様々なジャンルの名曲の数々を、各公演まったく異なる構成で披露。ゲストには、由紀さおり、坂本冬美、東京スカパラダイスオーケストラ(ホーンセクションメンバー)、城田優、東啓介、BROAD6という超豪華アーティスト達が顔をそろえた。 1stステージは「私を育てた歌謡曲〜ブラジルから日本へ〜」と題して、恩師・猪俣公章さんが作曲しテレサ・テンさんが歌った「空港」や、由紀と「夜明けのスキャット」、坂本と「大阪ラプソディー」など、日本のスタンダードナンバーの数々を華やかに熱唱。スカパラとは、美空ひばりさんの「リンゴ追分」とマルシアのデビュー曲「ふりむけばヨコハマ」をスペシャルアレンジで歌いあげ、その圧倒的な歌唱力で超満員のファンを魅了した。