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坂本真綾、世界的人気ピアニスト、ラン・ランの演奏にうっとり「ドキドキ動悸が…」

 声優の坂本真綾(38)が21日、東京・TOHOシネマズ日比谷で開催された、ディズニー映画『くるみ割り人形と秘密の王国』公開記念ミュージックイベントに出席。イベントは、映画館のホールで、劇中音楽にピアノソリストとして参加したピアニストのラン・ラン(36)が「くるみ割り人形」スペシャルメドレーを演奏するという希少な趣向で、坂本は「東京の真ん中にいながら、ファンタジーの世界の入り口がすぐそこにあるように感じる魔法のような音楽。ドキドキ動悸がしてきました」と、聴き惚れていた。

(左から)坂本真綾、ラン・ラン (C)ORICON NewS inc.

(左から)坂本真綾、ラン・ラン (C)ORICON NewS inc.

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 前日は、皇太子殿下も来場して超満員の東京・サントリーホールで演奏していたラン・ラン。きょうは一転して、映画館のロビーというこじんまりとした会場だったが、その感情豊かなピアノ演奏を惜しみなく披露。4分半の演奏後、「ユニークな経験をさせてもらいました」とニッコリ。「クラシック音楽は誰でも楽しめるということをこの作品を通して感じていただけると思うのです。ホリデーシーズン、家族そろって、あたたかくハッピーで冒険心に満ちた子供ごころをくすぐるこの映画をぜひ見ていただきたいです」と映画のPRもバッチリだった。

 同映画の原作は、1816年にE.T.A.ホフマンによって発表された童話「くるみ割り人形とねずみの王様」からはじまり、絵本や児童文学で世界に広がった物語。チャイコフスキーが音楽を手がけたバレエ「くるみ割り人形」で知られ、初演から120年以上たった今も世界中でクリスマスシーズンの風物詩として親しまれている。映画は、愛する母を亡くし心を閉ざした少女クララが、4つの国からなる秘密の王国に迷い込み、危機にひんした王国を守るための戦いに巻き込まれていく。それは、母が残したメッセージを探す壮大な冒険でもあるというストーリー。

 坂本は、“お菓子の国”の統治者、シュガー・プラムを演じたキーラ・ナイトレイの吹き替えを担当。「キーラは今回、チャイコフスキーの『金平糖の精の踊り』聴いて、イメージを膨らませて声を作って演じているんです。彼女の声と違和感がないよう、彼女の声に近づけようと頑張りました。私としては高い声で演じています」と、話していた。

 日本のアニメや漫画が好きだというラン・ランは「せりふは日本語のままオリジナルを聞きたいと思う。日本語で作られた作品だから、その良さがあると思うんだ」と語り、日本のアニメ作品で数多くのキャラクターボイスを担当している坂本が吹き替えをしている日本版にも興味を示していた。

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  • (左から)坂本真綾、ラン・ラン (C)ORICON NewS inc.
  • 坂本真綾 (C)ORICON NewS inc.
  • スペシャルメドレーを演奏したラン・ラン (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『くるみ割り人形と秘密の王国』公開記念ミュージックイベントに出席したラン・ラン (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『くるみ割り人形と秘密の王国』公開記念ミュージックイベントに出席したラン・ラン (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『くるみ割り人形と秘密の王国』公開記念ミュージックイベントに出席した坂本真綾 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『くるみ割り人形と秘密の王国』公開記念ミュージックイベントに出席したラン・ラン
  • 映画『くるみ割り人形と秘密の王国』公開記念ミュージックイベントに出席した(左から)坂本真綾、ラン・ラン
  • 映画『くるみ割り人形と秘密の王国』公開記念ミュージックイベントに出席した(左から)坂本真綾、ラン・ラン

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