女優の小芝風花や倉科カナらが5日、NHK名古屋放送局内で撮影中のドラマ『トクサツガガガ』（2019年1月18日スタート、毎週金曜　後10：00〜10：44）の取材に応じた。『ビックコミックスピリッツ』（小学館）で連載中の丹羽庭氏の同名漫画が原作。特撮オタクであることを隠している主人公をはじめ、隠れオタクあるあるが散りばめられている作品への共感などを語った。

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　本作が連続ドラマ初主演の小芝は、まず、「皆さんに支えていただきながら順調に進んでおります」と経過報告。「特撮が大好きな女性の話ですが、特撮好きの人はもちろん、何か熱中しているものがある人なら共感して、楽しんでいただける作品だと思います」という小芝自身は「リアルタイムで特撮は見てこなかった」と明かした。「この現場に特撮モノが大好きなスタッフがいて、おすすめの作品を教えていただいて見たんですが、楽しく見ることができて、ビジュアルもかっこよくてワクワクするし、なんで子どもの頃、見なかったんだろう」と、特撮モノの魅力に開眼した様子。

　「この作品オリジナルの特撮ヒーロー番組があるのですが、シシレオーがかっこ良くて、原作ファンの方は実写化されたビジュアルも気になっていると思うのですが、すごいです。本物です。フィギュアも特注で作っているので、完成度が高いので楽しみにしていてください」と熱弁していた。

　シシレオーは、劇中で毎週日曜に放送されている番組『疾風怒濤ジュウショウワン（獣将王）』に登場するジュウショウワンのリーダー（カラーは赤）。小芝演じる仲村叶（なかむら・かの）が子どもの頃に見ていた番組に登場する人型ロボットのエマージェイソンなどがどのように実写化されるのかも見どころだ。

　叶の特撮オタク仲間、吉田久美（よしだ・ひさみ）役の倉科も役作りのために「過去2年分の特撮（戦隊モノ）を見た」といい、「最近は仮面ライダーシリーズも見始めています。改めて見ると、面白さ、かっこよさ、特撮が教えてくれる友情や愛に感動している」と話し、特撮あるあるのせりふに共感が募る日々。「ヒーローショーのスーツは尻が命、というせりふがあって、実際にヒーローショーを見たときに、本当にすばらしい（お尻）をしていらっしゃるな、と納得しました」と照れながら話すと、小芝も一緒に笑いながらうなずいていた。

　ほかに、木南晴夏、本田剛文（BOYS AND MEN）、武田玲奈、内山命（SKE48）も出席。劇中に登場するアイドルグループ役でBOYS AND MENが登場することも明らかになった。