俳優の田中圭、乃木坂46の白石麻衣が、雑誌『日経トレンディ』（日経BP社）が選ぶ「2018年のヒット人」に選出され、1日、都内で行われた発表会に出席。大勢の報道陣を前に“今年の顔”として紹介された2人は「とても光栄です」と感無量の表情で口をそろえた。

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　田中は、今年話題となった主演ドラマ『おっさんずラブ』（テレビ朝日）で大ブレークし、その後も新垣結衣と松田龍平W主演のドラマ『獣になれない私たち』（日本テレビ系）など、話題作への出演が続いている。白石も『白石麻衣写真集　パスポート』で「2017年上半期のオリコン“本”ランキング」の写真集部門で1位を獲得。グループのオフショット写真集『乃木撮＜のぎさつ＞VOL.01』も“別次元の大ヒット”を記録している。

　納得の活躍をみせた田中は「すごいですよね、ありがたいですよ。でも『なんてこった！』って感じです」と、やや困惑した様子で喜びをかみ締め、来年への抱負を問われると「すごく楽しい一年だった。来年は、今年より楽しくするのは大変だろうけど、変わらず今年以上に楽しめる一年にしたいし、『おっさんずラブ』を超える作品を常に作っていきたい」と言葉に力を込めた。

　“写真集女王”に君臨した白石も「私でいいのかなという不安とびっくりした気持ち」と謙そんしながらも「でも本当にありがたいことだなと思います」。さらなる活躍が期待されると「今年も残り2ヶ月ですけど、また来年に向けて、個人でもグループでも一つ上にいくことができればいいな」と声を弾ませた。

　また、「2019年の顔」には俳優の中村倫也が選出。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』をはじめ、多くの作品に出演し、売れっ子俳優の仲間入り。「数年前までは、このような場に立てると想像してなかった。僕が一番びっくりしています」と笑顔で胸を張った。