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『CCさくら展』ファン参加型部屋でハートが自然発生 担当者も驚き「みなさまの想いが一つに」

 26日より東京・六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーで開幕した人気漫画『カードキャプターさくら』の世界観を体験できる展覧会『カードキャプターさくら展 −魔法にかけられた美術館−』。その公式ツイッターが29日、来場者自ら壁に花のシールを貼ることで完成する参加型展示部屋『花(フラワー)部屋』で、「みなさまの想いが一つになりすてきな作品が生まれています」と自然に“ハート”ができたことを写真とともに報告した。

『カードキャプターさくら展 −魔法にかけられた美術館−』メインビジュアル

『カードキャプターさくら展 −魔法にかけられた美術館−』メインビジュアル

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 同展覧会はタイトルの「魔法にかけられた美術館」にちなみ、作品に登場するさまざまなカードの魔法を表現した展示を実施。作品史上最大となる前後期合計約200点の原画展示をはじめ、参加型展示を多数展開している。

 参加型展示の『花(フラワー)部屋』は、『カードキャプターさくら』に登場する数々の花が空間全体に彩られているフォトジェニックな空間を表現。作品に登場する花を紹介しているほか、花のシールを来場者が一枚一枚自由に壁に貼っていくことで完成する参加型展示となっている。

 今回のハート柄はそこで生まれたもので、担当者によると「スタッフの指示は一切なく、ファンの方々が自由にシールを貼っていき、次第に自然とハートが出現してきました」と自然発生したものと説明。さらに「ほかにも、もう一つ違う花で小さなハートができており、これからみんなの力で何ができるかわからない不思議な部屋になっています」と想像以上のできごとに驚いていると明かした。

 訪れたファンもツイッターで「この桜の所、めちゃくちゃびっくりして震えて感動しました。まるで最初からこんなデザインだったんじゃないかと思うくらい、大きくてきれいなハート、ファンの愛を感じます」とコメントしている。

 『カードキャプターさくら』は、月刊少女漫画誌『なかよし』(講談社)で1996年から2000年にかけて連載され、16年に連載再開、18年より新章のテレビアニメがスタートするなど長年に渡り愛されている少女漫画。単行本のほかイラスト集、クロウカードセットなどの関連書籍を含めるとシリーズ累計発行部数は1700万部を突破している。

 同展覧会は2019年1月3日まで開催。前期と後期で展示内容が一部入れ替わる。(前期:11月30日まで、後期:12月1日から1月3日まで)

(C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社(C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./カードキャプターさくら展製作委員会

関連写真

  • 『カードキャプターさくら展 −魔法にかけられた美術館−』メインビジュアル
  • 『カードキャプターさくら展 −魔法にかけられた美術館−』で展示予定原画
  • 『カードキャプターさくら展 −魔法にかけられた美術館−』で展示予定原画
  • 『カードキャプターさくら展 −魔法にかけられた美術館−』で自然発生したハート (C)講談社
  • 『カードキャプターさくら展 −魔法にかけられた美術館−』で自然発生したハート (C)講談社
  • 『カードキャプターさくら展 −魔法にかけられた美術館−』で自然発生したハート (C)講談社

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