俳優の小泉孝太郎が主演するテレビ東京系金曜8時のドラマ『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜 THIRD SEASON』（毎週金曜　後8：00）もいよいよ後半に突入。ウエディングドレス姿の美しき女性の遺体が相次いで発見され、連続殺人事件へと発展。冬彦（小泉）が科警研時代に書いた「ゼロ・レポート」と10年前の未解決殺人事件を絡めながら、“シリーズ最大の謎”は深まっていく。この謎と並行しながら1話ごとに完結する事件も話題がてんこ盛り。5話以降には、ゼロ係のサスペンスを盛り上げる女性出演者が続々登場する。

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　第5話（8月31日放送）のゲストは、温泉旅館の女将役で“サスペンスドラマの裏女王“とも呼ばれる山村紅葉、第6話（9月7日放送）のゲストに30歳年上の夫から月200万円の小遣いをもらう美人妻役で壇蜜、そして5話以降のレギュラーに元天才監察医・湯川春樹（石坂浩二）の娘・小夜子役で有森也実が出演する。

　また、男性同士の恋愛が話題を呼んだ4月期の連続ドラマ『おっさんずラブ』（テレビ朝日）の脚本家・徳尾浩司氏が、『ゼロ係』の脚本を初めて担当。第5話を執筆した。湯けむりの中、お約束ともいえる殺人事件が発生。ゼロ係が慰安旅行で滞在する温泉旅館「ほっこり亭」の露天風呂に全裸で亡くなっている女性が浮かんでいた。犯人は一体誰なのか？　温泉旅情と女将役の山村が醸し出す、“いかにもサスペンス”な雰囲気。

　この回はザ・ドリフターズの仲本工事がゲスト出演し、白い体操服姿で、失くしたタライを探してほしい、とゼロ係にやってくる。桜庭（木下隆行）と文平（戸塚純貴）は東京中の銭湯を探すことに…。加藤茶とドリフ名物「タライ落とし」も披露。さらに、ウエディングドレス殺人事件の犯人像が新たに浮かび上がり、後半レギュラーの小夜子も初登場する。

　第6話は、有名作家の加賀美（佐戸井けん太）が書斎で死亡した。死因は毒物による中毒死で、コーヒーからトリカブトの毒が検出された。カップからは妻の紗耶（壇蜜）、マネージャー、家政婦の3人の女性の指紋が見つかる。夫より30歳年下の紗耶は毎月200万円の小遣いをもらっており、マスコミから遺産目当ての殺人犯扱いをされる。紗耶は自ら記者会見を開き、結婚は「お金目当て」と開き直った上、「犯人を知っている」と驚きの発言をして…。

　また、5話から登場する湯川小夜子（有森）は、かつて湯川の助手を務めた医師で、10年前に遺体がエンバーミングされた未解決殺人事件の司法解剖にも立ち会っていた。しかし、小夜子の娘の死を巡って、湯川との関係が悪化し、絶縁状態に。冬彦と寅三（松下由樹）は、ウエディングドレス連続殺人事件解明のため、変人の湯川に代わって、小夜子に協力を仰ぐようになる。

　サードシリーズでは、ウエディングドレス姿の遺体が相次いで見つかるという事件が発生。その被害者は、5年前、1週間に相次いで失踪した3人の女性たちだった。遺体は腐敗を防ぐエンバーミングがされ、まるで生きているような美しい姿のまま。犯人の目的は一体何なのか？　実は10年前にも同じように遺体がエンバーミングされた未解決殺人事件があり、司法解剖したのが湯川だった。さらに、警察内部でゼロ・レポートを巡る新たな動きも。さまざまなベールに包まれた“シリーズ最大の謎”に、冬彦と寅三の迷コンビが挑む。