俳優の山下智久（33）が27日、都内で行われた劇場版『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』初日舞台あいさつに登壇した。新垣結衣（30）、戸田恵梨香（29）、比嘉愛未（32）、浅利陽介（30）らおなじみのメンバーが勢揃いしたイベントでは『大切な人に思いを伝える』をテーマにした同作にちなみ、全員がほかの登壇者に伝えたいことをフリップに書いて発表。山下は「泣かせちゃうかも…」と前置きしつつ「次は、何食べる？」。爆笑を誘いつつも、感動的なメッセージを明かして、ほかキャストをしんみりさせた。

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　同シリーズは2008年7月に連ドラとしてSeason1が放送されて以降、スペシャルドラマ（2009）、2nd Season（2010）、そして昨年7年ぶりに3rd Seasonとして復活。リアルな災害・医療現場とそこで働く人々と患者たちのふれあいや人間ドラマを丁寧に描き、人気を博してきた。この日は5人のほか有岡大貴（Hey! Say! JUMP・27）、成田凌（24）、新木優子（24）、馬場ふみか（23）、安藤政信（43）、西浦正記監督が登壇した。

　山下の内容に笑いながらも浅利は「いいね〜何食べる？」とノリノリで、戸田は「さっき、タンの話しちゃったからね」とニヤリ。「10年間ありがとうという気持ちはもちろんあるんですけど、これからもずっと一緒に人生の節目節目で関わっていく人たちだと思っているので、一応送り届けることはできたけど、僕らの関係はまだまだ続いていくという想いを込めて『次、何食べる？』と」と照れながら説明する山下に、比嘉は「うるっときたよ、今の」と思わず笑顔で、新垣は「うれしい…」と、かみ締めていた。

　一方で戸田は「みんなへ 最高な時間をありがとう」、比嘉は「みんなへ だいすきだっ」、新垣は「みんなへ ありがとう」と全員も対してのメッセージを告白。10年前は20歳にして初の社会人役を経験し「いろいろなことが不安で頭が真っ白になった」と苦戦していたという新垣は「（自分以外の）4人は未だにこのなかに私がいるのが不思議な瞬間がある」とポツリ。「3rdシーズンでまた集まってインタビューなどで思いを話してるとお互いがお互いを仲間として認めてくれてるというのが感じられて、すごく単純にうれしくてずっと続けばいいなと。出会ってくれてありがとうございます」と改めて感謝を伝えていた。