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東出昌大、『菊とギロチン』ヒット祈願「熱い映画になっている」

 俳優の東出昌大(30)が27日、東京・両国の回向院で行われた映画『菊とギロチン』(7月7日公開)ヒット祈願法要に出席した。

映画『菊とギロチン』ヒット祈願法要に出席した東出昌大 (C)ORICON NewS inc.

映画『菊とギロチン』ヒット祈願法要に出席した東出昌大 (C)ORICON NewS inc.

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 同作は、大正末期、関東大震災直後の日本を舞台に、かつて全国で興行されていた「女相撲」の一座と実在したアナキスト・グループ「ギロチン社」の青年たちが、不器用ながらも純粋な想いで、自由を求めて時代を駆け抜けていった姿を描く青春群像劇。映画『ヘブンズストーリー』(2011年)、『64 ロクヨン前・後編』(16年)などで知られる瀬々敬久監督がメガホンをとり、主人公の女相撲力士役で、オーディションで300人のなかから木竜麻生(23)を抜てき。寛一郎(21)、渋川清彦(43)、嘉門洋子(38)らが共演する。

 「ギロチン社」のリーダーを演じた東出は「熱い、うそのない映画になっています」と自信をにじませ、クラウドファンディングで資金を募った同作について「普通の映画では言えない過激なせりふや、今から見ると残酷に見えるようなこともリアリティーを追求して撮影に臨みました。3時間の長尺ではありますが、人生にとっての3時間だったら短い。それだけ濃いものを皆さまに残せると思う」と胸を張った。

 瀬々監督は木竜、寛一郎ら若手キャストを厳しく指導したことを振り返り、「寛一郎は初日舞台あいさつで号泣するでしょう」と予告。「しないです」と否定されたが、「号泣するのを楽しみに待っています。この映画はいろんな無名、有名すべての人たちの力で支えられてできた映画です」と感謝を込めた。

 回向院は、江戸から明治にかけて勧進相撲が盛んに行われたことから、明治42年には当時の敷地内に旧国技館が建設された場所。明治23年には回向院境内で女相撲興行が大々的に開催され、現在、旧国技館跡地は複合商業施設となって回向院横に隣接している。また境内には、同作の時代背景である関東大震災の犠牲者を祀(まつ)った慰霊碑が建立されている。この日はヒット祈願法要のほか、キャストたちによるイッチャナ節、前原麻希(29)による土俵入りが披露された。

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  • 映画『菊とギロチン』ヒット祈願法要に出席した東出昌大 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『菊とギロチン』ヒット祈願法要に出席した(左から)寛一郎、東出昌大 、木竜麻生 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『菊とギロチン』ヒット祈願法要に出席した寛一郎 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『菊とギロチン』ヒット祈願法要に出席した木竜麻生 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『菊とギロチン』ヒット祈願法要に出席した渋川清彦 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『菊とギロチン』ヒット祈願法要に出席した嘉門洋子 (C)ORICON NewS inc.
  • 土俵入りの模様=映画『菊とギロチン』ヒット祈願法要 (C)ORICON NewS inc.
  • 土俵入りの模様=映画『菊とギロチン』ヒット祈願法要 (C)ORICON NewS inc.
  • 土俵入りの模様=映画『菊とギロチン』ヒット祈願法要 (C)ORICON NewS inc.

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