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『クレヨンしんちゃん』しんのすけ役・矢島晶子が降板発表 「声を保ち続ける事が難しく」

 声優・矢島晶子(51)がテレビ朝日系アニメ『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ役を降板することが1日、同局のアニメ公式サイトで発表された。矢島は1992年4月13日の番組放送開始から26年3ヶ月にわたってしんのすけ役を担当。今月29日放送が最後の出演回となる。7月からの後任については調整中という。

矢島晶子 (C)ORICON NewS inc.

矢島晶子 (C)ORICON NewS inc.

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 同サイトでは「現在テレビ朝日系列で放送中のアニメ『クレヨンしんちゃん』に、野原しんのすけ役で出演中の矢島晶子さんが、6月29日(金)の放送を最後に、番組を降板することになりました」と発表。

 「放送開始から四半世紀以上が過ぎ、ご本人より『しんのすけの声を保ち続けることが難しくなり、キャラクターの声を作る作業に意識が集中して、役としての自然な表現がしづらくなった。』との理由で降板のお申し出があり、番組制作スタッフと協議を重ねた結果、この度の決定となりました」と降板の理由を明かした。

 続けて「これまで『クレヨンしんちゃん』に生き生きとした、大変魅力あるキャラクター性を吹き込んで頂き、長きにわたって作品を支え続けて頂いた矢島晶子さんの多大なる功績に、番組関係者一同、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」と感謝をつづっている。

【矢島晶子コメント】
27年間、春我部の「嵐を呼ぶ5才児」と一緒に過ごして参りましたが、この度、野原家から離れることに致しました。
理由は、しんのすけの声を保ち続ける事が難しくなった為です。
キャラクターの声を作る作業に意識が集中し、役としての自然な表現が出来にくくなってしまった為です。

長い間、皆様に親しんで頂き、本当に感謝しております。

「しんのすけ」というキャラクターとは離れますが、声の仕事には関わっていきます。また別の機会に他のキャラクターでの私の演技を受け取って頂けましたら幸いです。

27年間、ありがとうございました。

矢島晶子

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