著しい活躍をした映画製作者を中心に贈られる『第37回藤本賞』の授賞式が5月31日、都内で行われ、『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』の製作に対して受賞した原作者の青山剛昌氏は「藤本賞とは映画界における沢村賞と聞きまして、巨人ファンで野球ファンの僕はとてもうれしいです。巨人の連敗も昨日止まりましたし、この賞に恥ないようこれからも頑張っていきたい」と喜んだ。
藤本賞は、映画に惚れ込み、映画づくりに生涯を捧げ、269作品を製作したプロデューサー・藤本真澄氏の功績を讃えて設けられた賞。今回は2017年4月より2018年3月までの1年間に劇場公開された映画を対象に選考が行われた。
『名探偵コナン から紅の恋歌』は、劇場版シリーズ21作目を迎えてもなお定番に甘んじず、原作者とプロデューサーを中心に新たな試みを加え、さらなる観客層の拡大を志し、5年連続の興行収入新記録を達成する530万人の動員を成し遂げた。
『名探偵コナン〜』の受賞者たちが「これに甘んじず、まだまだコナンをもっといいものにしていきたい」と今後に目を向けるなか、映画『君の膵臓をたべたい』で奨励賞を受賞した春名慶氏は「コナンの皆さんのあいさつがうらやましい。割と僕の作る映画はヒロインが死んじゃうので続編が作れない。新たにヒロインを見つけて、またこの台に立てれば」と意気込んでいた。
映画『銀魂』で特別賞を受賞した松橋真三氏は、福田雄一監督との打ち合わせ中に「福田さんのツイッターに『銀魂やったらいいなっていう声がくる』と言っていて、『じゃあ、一緒にやりましょうよ』とそこから動き始めました。福田さんがポロッといった一言をスルーしていたら、『銀魂』は生まれていなかったかもしれないし、自分のやっている意味はそこにあったと感慨深く思います」と語っていた。
■『第37回藤本賞』受賞者
藤本賞:青山剛昌、近藤秀峰、米倉功人、石山桂一(『名探偵コナン から紅の恋歌』の製作に対して)
藤本賞・特別賞:松橋真三(『銀魂』の製作に対して)
藤本賞・奨励賞:春名慶、臼井央(『君の膵臓をたべたい』の製作に対して)
藤本賞は、映画に惚れ込み、映画づくりに生涯を捧げ、269作品を製作したプロデューサー・藤本真澄氏の功績を讃えて設けられた賞。今回は2017年4月より2018年3月までの1年間に劇場公開された映画を対象に選考が行われた。
『名探偵コナン から紅の恋歌』は、劇場版シリーズ21作目を迎えてもなお定番に甘んじず、原作者とプロデューサーを中心に新たな試みを加え、さらなる観客層の拡大を志し、5年連続の興行収入新記録を達成する530万人の動員を成し遂げた。
『名探偵コナン〜』の受賞者たちが「これに甘んじず、まだまだコナンをもっといいものにしていきたい」と今後に目を向けるなか、映画『君の膵臓をたべたい』で奨励賞を受賞した春名慶氏は「コナンの皆さんのあいさつがうらやましい。割と僕の作る映画はヒロインが死んじゃうので続編が作れない。新たにヒロインを見つけて、またこの台に立てれば」と意気込んでいた。
映画『銀魂』で特別賞を受賞した松橋真三氏は、福田雄一監督との打ち合わせ中に「福田さんのツイッターに『銀魂やったらいいなっていう声がくる』と言っていて、『じゃあ、一緒にやりましょうよ』とそこから動き始めました。福田さんがポロッといった一言をスルーしていたら、『銀魂』は生まれていなかったかもしれないし、自分のやっている意味はそこにあったと感慨深く思います」と語っていた。
■『第37回藤本賞』受賞者
藤本賞:青山剛昌、近藤秀峰、米倉功人、石山桂一(『名探偵コナン から紅の恋歌』の製作に対して)
藤本賞・特別賞:松橋真三(『銀魂』の製作に対して)
藤本賞・奨励賞:春名慶、臼井央(『君の膵臓をたべたい』の製作に対して)
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2018/05/31