第一生命は23日、今年で31回目となる恒例の『サラリーマン川柳コンクール』のベスト10を発表。栄えある大賞は、矛盾(むじゅん)を面白く詠んだ「スポーツジム 車で行って チャリをこぐ」(作者:あたまで健康追求男・60代/男性)に決定した。
同作品は、運動するために通っているはずのジムの行き帰りは、車を使うという様子を自虐的かつコミカルに表現した作品として「まさにそのとおり!(20代)」「あまのじゃくでクスッと笑えて共感した(30代)」「あるあるなのにユーモラス。皮肉もあってベスト!(50代)」と年代を問わず多くの共感を得た。
今年度は特別企画として作品を募った「健康第一部門」の効果もあり、健康を意識した作品が大賞に選出されるなど、人々の健康に対する意識の高まりがうかがえる結果となった。そのほか、「顔認証」や「電子化」など最新テクノロジーを用いた川柳も寄せられるなど、サラリーマンの悩みもデジタル化へ。最近の潮流である「働き方改革」にちなんだ自虐ネタもベスト10にランクインした。
毎年たくさんのサラリーマンたちの悲哀が届く同コンクール。第31回目は、昨年9月から11月にかけて、全国の幅広い世代を対象に募集し、応募作品数は4万7559句。今年2月に全国優秀100句を発表し、それらの作品を対象に、8万4000人を超えるサラ川ファンの投票により、ベスト10が決まった。
■全国投票結果 TOP10
作品(雅号/年代/性別)
1位『スポーツジム 車で行って チャリをこぐ』(あたまで健康追求男/60代/男性)
2位『「ちがうだろ!」 妻が言うなら そうだろう』(そら/40代/女性)
3位『ノーメイク 会社入れぬ 顔認証』(北鎌倉人/50代/男性)
4位『効率化 進めて気づく 俺が無駄』(さごじょう/30代/男性)
5位『電子化に ついて行けずに 紙対応』(トリッキー/50代/男性)
6位『「マジですか」 上司に使う 丁寧語』(ビート留守/70代/男性)
7位『父からは ライン見たかと 電話来る』(アカエタカ/60代/男性)
8位『「言っただろ!」 聞いてないけど 「すみません」』(中っ端/40代/男性)
9位『減る記憶 それでも増える パスワード』(脳活/20代/男性)
10位『ほらあれよ 連想ゲームに 花が咲く』(さっちゃん/50代/女性)
■年代別でみるサラ川ベスト3
今回の投票結果を年代別の得票数で見てみると、年代による立場の違いが浮き彫りに。例えば、20代〜30代は「AI」や「SNS」などについていけない親世代を憂い、その親世代である40代以上は自分自身が最新機能についていけない焦りを感じている心情などが表現された。
また、働き盛りの20代〜50代は「効率化」のプレッシャーも感じている様子もうかがえた。そのほか、年代を問わず共感を集めたのは『「ちがうだろ!」妻が言うなら そうだろう」』。いくつになっても家庭では妻へ頭が上がらないという、日常も映し出された。
▽20代・30代のベスト3
1位『「ちがうだろ!」 妻が言うなら そうだろう』(そら/40代代/女性)
2位『効率化 進めて気づく 俺が無駄』(さごじょう/30代/男性)
3位『父からは ライン見たかと 電話来る』(アカエタカ/60代/男性)
▽40代・50代のベスト3
1位『効率化 進めて気づく 俺が無駄』(さごじょう/30代/男性)
2位『電子化に ついて行けずに 紙対応』(トリッキー/50代/男性)
3位『「ちがうだろ!」 妻が言うなら そうだろう』(そら/40代代/女性)
▽60代以上のベスト3
1位『スポーツジム 車で行って チャリをこぐ』(あたまで健康追求男/60代/男性)
2位『減る記憶 それでも増える パスワード』(脳活/20代/男性)
3位『「ちがうだろ!」 妻が言うなら そうだろう』(そら/40代代/女性)
>>第一生命 公式サイト
『第30回 サラリーマン川柳』
※川柳、作者名はすべて応募者の表記に従っているため、一部当て字等での表記で掲載しています。
※作品の著作権は、すべて第一生命に帰属しています。無断での転載、使用はご遠慮ください。
■禁無断複写転載
※無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、ブログ、携帯電話)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。
同作品は、運動するために通っているはずのジムの行き帰りは、車を使うという様子を自虐的かつコミカルに表現した作品として「まさにそのとおり!(20代)」「あまのじゃくでクスッと笑えて共感した(30代)」「あるあるなのにユーモラス。皮肉もあってベスト!(50代)」と年代を問わず多くの共感を得た。
今年度は特別企画として作品を募った「健康第一部門」の効果もあり、健康を意識した作品が大賞に選出されるなど、人々の健康に対する意識の高まりがうかがえる結果となった。そのほか、「顔認証」や「電子化」など最新テクノロジーを用いた川柳も寄せられるなど、サラリーマンの悩みもデジタル化へ。最近の潮流である「働き方改革」にちなんだ自虐ネタもベスト10にランクインした。
毎年たくさんのサラリーマンたちの悲哀が届く同コンクール。第31回目は、昨年9月から11月にかけて、全国の幅広い世代を対象に募集し、応募作品数は4万7559句。今年2月に全国優秀100句を発表し、それらの作品を対象に、8万4000人を超えるサラ川ファンの投票により、ベスト10が決まった。
■全国投票結果 TOP10
作品(雅号/年代/性別)
1位『スポーツジム 車で行って チャリをこぐ』(あたまで健康追求男/60代/男性)
2位『「ちがうだろ!」 妻が言うなら そうだろう』(そら/40代/女性)
3位『ノーメイク 会社入れぬ 顔認証』(北鎌倉人/50代/男性)
4位『効率化 進めて気づく 俺が無駄』(さごじょう/30代/男性)
5位『電子化に ついて行けずに 紙対応』(トリッキー/50代/男性)
6位『「マジですか」 上司に使う 丁寧語』(ビート留守/70代/男性)
7位『父からは ライン見たかと 電話来る』(アカエタカ/60代/男性)
8位『「言っただろ!」 聞いてないけど 「すみません」』(中っ端/40代/男性)
9位『減る記憶 それでも増える パスワード』(脳活/20代/男性)
10位『ほらあれよ 連想ゲームに 花が咲く』(さっちゃん/50代/女性)
■年代別でみるサラ川ベスト3
今回の投票結果を年代別の得票数で見てみると、年代による立場の違いが浮き彫りに。例えば、20代〜30代は「AI」や「SNS」などについていけない親世代を憂い、その親世代である40代以上は自分自身が最新機能についていけない焦りを感じている心情などが表現された。
また、働き盛りの20代〜50代は「効率化」のプレッシャーも感じている様子もうかがえた。そのほか、年代を問わず共感を集めたのは『「ちがうだろ!」妻が言うなら そうだろう」』。いくつになっても家庭では妻へ頭が上がらないという、日常も映し出された。
▽20代・30代のベスト3
1位『「ちがうだろ!」 妻が言うなら そうだろう』(そら/40代代/女性)
2位『効率化 進めて気づく 俺が無駄』(さごじょう/30代/男性)
3位『父からは ライン見たかと 電話来る』(アカエタカ/60代/男性)
▽40代・50代のベスト3
1位『効率化 進めて気づく 俺が無駄』(さごじょう/30代/男性)
2位『電子化に ついて行けずに 紙対応』(トリッキー/50代/男性)
3位『「ちがうだろ!」 妻が言うなら そうだろう』(そら/40代代/女性)
▽60代以上のベスト3
1位『スポーツジム 車で行って チャリをこぐ』(あたまで健康追求男/60代/男性)
2位『減る記憶 それでも増える パスワード』(脳活/20代/男性)
3位『「ちがうだろ!」 妻が言うなら そうだろう』(そら/40代代/女性)
>>第一生命 公式サイト
『第30回 サラリーマン川柳』
※川柳、作者名はすべて応募者の表記に従っているため、一部当て字等での表記で掲載しています。
※作品の著作権は、すべて第一生命に帰属しています。無断での転載、使用はご遠慮ください。
■禁無断複写転載
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2018/05/23