アイドルグループ・SKE48の後藤楽々（ごとう・らら、17）が大学受験勉強に専念するため、5月1日から休業することが明らかになった。29日、ポートメッセなごやで行われた握手会イベントで発表し、SNSでもファンに報告した。

　この4月に高校3年生になった後藤はブログで「4月30日をもって休業させていただくことになりました。SKEに入った頃から両立を続けてきて、高校三年生という学年になり、真剣に進学について考える時期になり、休業という選択を取る決心をしました」と説明。ツイッターでは「これからは勉強に専念したいと思います。また帰ってきた時は温かく受け入れてもらえると嬉しいです！！」と投稿した。

　SKE48劇場支配人の湯浅洋氏も自身のツイッターで「後藤楽々が5月より、進学をしたい大学がある為活動を休止して勉強をする方向でいきたいと、発表させて頂きました」と報告。「ご家族とも良く相談して彼女が出した答えなので、頑張って欲しいと思っております。皆さんも楽々自身も不安だと思いますが、楽々を信じて応援していきましょう！」と後押しした。

　後藤は2015年3月、7期生オーディションに合格。次世代エース候補として期待をかけられ、同年8月発売の18枚目シングル「前のめり」から5作連続で選抜入り。AKB48のシングルにも「翼はいらない」など3作で選抜され、昨年の『AKB48選抜総選挙』では3度目の参加で46位に初ランクインしていた。

　英語が堪能なことで知られ、16年11月に行われた持ち時間“1人10分”のコンサートでは「世界には愛しかない」「虫のバラード」「Gonna Jump」の3曲を自ら英語詞にして歌唱。昨年2月からはインスタグラムで簡単に使える英単語を1つずつ紹介する「楽々のらくらく英単語」を開始し、先月13日付のブログでは英検準1級に合格したことも明かしていた。

　今年の総選挙には立候補しなかったことからファンを心配させていたが、グループ卒業ではないことがわかり、ファンは「待ってるよ」「卒業じゃなくてよかった」「そういう制度があっていい」と理解を示した。後藤もブログで「湯浅さんが卒業しません!!と言った時に『良かった〜〜』って拍手が起こったときは、卒業という選択をしなくて良かったって心から思いました。楽々、頑張ります!!!!」とつづった。