アニメ『文豪ストレイドッグス』『DEATH NOTE』『機動戦士ガンダム00』など数々の人気アニメに出演している声優・宮野真守。そんな彼が、今月からTOKYO MXなどで放送される『銀河英雄伝説 Die Neue These 』に、主人公のラインハルト・フォン・ローエングラム役で出演する。オーディションに際し「絶対にやりたい!」と語る彼に、キャラクターの魅力や今の気持ちを聞いてみた。
■オーディション時の大きなモチベーションは三間雅文音響監督の存在
オーディションが始まる前から、「銀河英雄伝説がまたアニメ化する」と聞いていて、声優業界がざわついていました。「誰がやるんだ、誰がやるんだ」って。その中で、自分が主人公のラインハルトとして、真ん中に立てることは光栄なことです。伝説的なタイトルですし、全力で臨んで、僕も伝説に残れるような、そういう仕事をしたいなと強く思いました。
この作品は過去にアニメ化していて、当時、国内で活躍していた、そうそうたる声優さんたちが総動員で出演し別名「銀河声優伝説」と呼ばれていると聞きました。ラインハルトはストーリーの序盤、大人たちと戦うので、普段お会いできない大御所の方と現場でお会いできるので、すごく良い経験をさせていただいています。身近で見ると刺激になりますし、ただ、その中で勝たなくてはいけないので、ラインハルトみたいな精神力も自分には必要だなと。なので、ラインハルトとともに成長していけたらいいなと思います。
声やすべての音、お芝居の演出を付けてくれるのが音響監督なのですが、その中で、三間雅文音響監督と一緒に仕事がやりたいというのが、オーディション時の最初の大きなモチベーションでした。(三間さんは)自分の大事な時に、いつもご一緒させていただいて、役者として大事なことを、たくさん現場で教わりました。言葉では説明しにくいのですが、役者として、現場で感じさせてもらえることの多さが全然違うというか。いっぱい考えさせられながら成長もできて、お芝居で本気で戦える。それをまた「体感したい!」という思いが強かったです。今回は主役として、ガッツリ、三間さんと一緒に仕事ができます。オーディションの話をいただいたときは「絶対やりたい!」と思ったので、オーディションは気合が入りました。そして今回、一緒に仕事ができるのは非常にうれしいです。ただ、うれしいだけではなく、ちゃんと自分のお芝居で示したいなと。確実に大事な作品、キャラクター、経験になるなと思っています。
■“天才”のキャラクターを演じる難しさ「カリスマ性から、自然と言葉が出るように」
自分が演じるラインハルトは天才的な戦略家で、“天才”を演じるのは非常に難しかったです。確実に持っている力量や才覚なんかは、演じる僕なんかより類まれなるものを持っている。そのキャラクターを演じるうえで大事にしたのは、その人物のバックボーン、彼が「何を感じ何を目指していくのか」というところ。その上で出てくる言葉に説得力がある。ただ、説得力がある言葉をやろうとするのではなく、天才をやろうとするのではなく、彼は「何を感じ、どういう風に生きて来た」ところを、しっかり理解した上で演じることが大事だなと。そこで原作を読み込んだり、現場で監督、音響監督に色々と相談しました。ちゃんと実のある言葉で、わかりやすく言うとカリスマ性みたいな場所から、自然と(言葉が)出てくるようにならないとダメだなと思いました。
演じる上で声質とか言い回しは関係ないですね。ただ、言い回しに関して例を挙げるなら、彼自身が大人の中で「若造が打って出るためにはどうするのか」「方法論はどうだったのか」程度なもの。こう言う風にしゃべろうじゃない。だから、大人たちの中でしゃべる雰囲気と唯一無二の親友のキルヒアイスとしゃべる時の雰囲気が違うのは当たり前なことなので、しっかりとベクトルを意識して演じています。
■キャラクターの魅力 ラインハルトとキルヒアイスのコンビ「親友って良いな(笑)」
彼の目的は「銀河を手に入れる」こと。ほかの誰かが言えばとても非現実的ですが、それをラインハルトが言うと、なぜこんなにも説得力があるのか。彼の本気度、それを実際にひとつひとつ登って行ってしまう才覚があるので、主人公たるゆえんなんだなと思います。その先には姉のアンネローゼのことがあるのですが、それでも「姉上のために天下を取る」という、彼が大事にしているものを持ち前の器量で、しっかりと真っ直ぐ進んでいく様。ここはカッコイイですよね。そこを叶えていける強さ。それには手段を選ばないこともあるのですが、それを突き進んで行く様は見たくなるし、震えるというか、そこに魅力を感じます。
それは、親友のキルヒアイスが居るのが非常に大きいと思います。「キルヒアイスという存在がラインハルトにとっていかに大事か」と、監督から最初に話してもらいました。キルヒアイスに対して甘えられる、本音を言えるというのが傍にあるからこそ、「彼は強く進んで行けるんだ。2人の信頼関係がすごく大事なんだ!」と常に言われています。(キルヒアイスに対して)全部を預けられる、子供のころからずっと一緒にいる親友って良いなと、少しうらやましいですね(笑)
なので、キルヒアイス役の梅原裕一郎さんとの関係も「普段からよろしくね。仲良くしろよな」と監督から言われています(笑)共演するのは初めてではないのですが、今回みたいにガッツリバディを組むのは初めて。これからプロモーション活動とかがあるので、その場を借りて色々と彼のことを探っていきたいなと思います。
■オーディション時の大きなモチベーションは三間雅文音響監督の存在
オーディションが始まる前から、「銀河英雄伝説がまたアニメ化する」と聞いていて、声優業界がざわついていました。「誰がやるんだ、誰がやるんだ」って。その中で、自分が主人公のラインハルトとして、真ん中に立てることは光栄なことです。伝説的なタイトルですし、全力で臨んで、僕も伝説に残れるような、そういう仕事をしたいなと強く思いました。
この作品は過去にアニメ化していて、当時、国内で活躍していた、そうそうたる声優さんたちが総動員で出演し別名「銀河声優伝説」と呼ばれていると聞きました。ラインハルトはストーリーの序盤、大人たちと戦うので、普段お会いできない大御所の方と現場でお会いできるので、すごく良い経験をさせていただいています。身近で見ると刺激になりますし、ただ、その中で勝たなくてはいけないので、ラインハルトみたいな精神力も自分には必要だなと。なので、ラインハルトとともに成長していけたらいいなと思います。
声やすべての音、お芝居の演出を付けてくれるのが音響監督なのですが、その中で、三間雅文音響監督と一緒に仕事がやりたいというのが、オーディション時の最初の大きなモチベーションでした。(三間さんは)自分の大事な時に、いつもご一緒させていただいて、役者として大事なことを、たくさん現場で教わりました。言葉では説明しにくいのですが、役者として、現場で感じさせてもらえることの多さが全然違うというか。いっぱい考えさせられながら成長もできて、お芝居で本気で戦える。それをまた「体感したい!」という思いが強かったです。今回は主役として、ガッツリ、三間さんと一緒に仕事ができます。オーディションの話をいただいたときは「絶対やりたい!」と思ったので、オーディションは気合が入りました。そして今回、一緒に仕事ができるのは非常にうれしいです。ただ、うれしいだけではなく、ちゃんと自分のお芝居で示したいなと。確実に大事な作品、キャラクター、経験になるなと思っています。
■“天才”のキャラクターを演じる難しさ「カリスマ性から、自然と言葉が出るように」
自分が演じるラインハルトは天才的な戦略家で、“天才”を演じるのは非常に難しかったです。確実に持っている力量や才覚なんかは、演じる僕なんかより類まれなるものを持っている。そのキャラクターを演じるうえで大事にしたのは、その人物のバックボーン、彼が「何を感じ何を目指していくのか」というところ。その上で出てくる言葉に説得力がある。ただ、説得力がある言葉をやろうとするのではなく、天才をやろうとするのではなく、彼は「何を感じ、どういう風に生きて来た」ところを、しっかり理解した上で演じることが大事だなと。そこで原作を読み込んだり、現場で監督、音響監督に色々と相談しました。ちゃんと実のある言葉で、わかりやすく言うとカリスマ性みたいな場所から、自然と(言葉が)出てくるようにならないとダメだなと思いました。
演じる上で声質とか言い回しは関係ないですね。ただ、言い回しに関して例を挙げるなら、彼自身が大人の中で「若造が打って出るためにはどうするのか」「方法論はどうだったのか」程度なもの。こう言う風にしゃべろうじゃない。だから、大人たちの中でしゃべる雰囲気と唯一無二の親友のキルヒアイスとしゃべる時の雰囲気が違うのは当たり前なことなので、しっかりとベクトルを意識して演じています。
■キャラクターの魅力 ラインハルトとキルヒアイスのコンビ「親友って良いな(笑)」
彼の目的は「銀河を手に入れる」こと。ほかの誰かが言えばとても非現実的ですが、それをラインハルトが言うと、なぜこんなにも説得力があるのか。彼の本気度、それを実際にひとつひとつ登って行ってしまう才覚があるので、主人公たるゆえんなんだなと思います。その先には姉のアンネローゼのことがあるのですが、それでも「姉上のために天下を取る」という、彼が大事にしているものを持ち前の器量で、しっかりと真っ直ぐ進んでいく様。ここはカッコイイですよね。そこを叶えていける強さ。それには手段を選ばないこともあるのですが、それを突き進んで行く様は見たくなるし、震えるというか、そこに魅力を感じます。
それは、親友のキルヒアイスが居るのが非常に大きいと思います。「キルヒアイスという存在がラインハルトにとっていかに大事か」と、監督から最初に話してもらいました。キルヒアイスに対して甘えられる、本音を言えるというのが傍にあるからこそ、「彼は強く進んで行けるんだ。2人の信頼関係がすごく大事なんだ!」と常に言われています。(キルヒアイスに対して)全部を預けられる、子供のころからずっと一緒にいる親友って良いなと、少しうらやましいですね(笑)
なので、キルヒアイス役の梅原裕一郎さんとの関係も「普段からよろしくね。仲良くしろよな」と監督から言われています(笑)共演するのは初めてではないのですが、今回みたいにガッツリバディを組むのは初めて。これからプロモーション活動とかがあるので、その場を借りて色々と彼のことを探っていきたいなと思います。
コメントする・見る
2018/04/04