作曲家・久石譲氏とピアニスト・辻井伸行氏が初タッグを組み、俳優の山崎賢人が主演する映画『羊と鋼の森』(6月8日公開)のエンディング・テーマ「The Dream of the Lambs」を制作したことが5日、わかった。作曲・編曲を久石氏、ピアノ演奏を辻井氏が担当した。
同作は、2016年本屋大賞で第1位に輝いた宮下奈都氏の同名小説を、『orange-オレンジ-』の橋本光二郎監督が映画化。ピアノの調律に魅せられた一人の青年が、ピアノとつながる多くの人と出会い、成長していく姿を描く。
作曲・編曲の久石氏は、スタジオジブリ作品や北野武作品の音楽を担当したことで広く知られ、作曲家、ピアニスト、指揮者とさまざまな面で国内・国外問わず活躍し続けている。辻井氏も、アメリカで開催されたヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人として初めて優勝し、その後も数々の賞を受賞するなど、世界トップクラスのピアニスト。作曲家としても活躍し、映画『神様のカルテ』、テレビ東京系『美の巨人たち』などの音楽を担当している。
原作の世界観、そして“ピアノ”の魅力を最大限に活かせるテーマ曲を考えた制作陣は、優れた表現力で世界的に有名な音楽家である2人に制作を依頼。元々原作を読んでおり、その世界観に強く引かれた両名がオファーを快諾したことにより、豪華なタッグが実現した。
昨年夏、コンサートホールにオーケストラを集め、久石氏自らタクトを振り、収録が行われた。この日が初対面となった2人は、互いに「お会いできて光栄です」と喜びの気持ちを表した。事前に打ち合わせをした後に、本番収録。息の合った演奏をした2人は、終わった後も「本当に楽しかった」とうれしそうな笑みで顔を見合わせていた。
■久石譲氏コメント
ピアニストはいろいろなピアノに出会わなければならない。ピアノによってタッチがそれぞれすごく違います。調律師は求める音を表現してくれる、本当に大事な存在で、音は出さないけど立派な音楽家だと思います。そんな調律師を描いた原作を、オファーをいただく前に読ませていただきました。成長譚(たん)の美しくてとても良い話。だからこそ、綺麗なだけで終わらないように、映画の奥行を出せるように、シビアなミニマル的な部分とメロディアスな部分の交差する曲を作るように意識しました。
その曲を辻井くんと一緒に作ることができてうれしく思います。古典的なスタイルをとりつつ、現代的な曲を作ったのですが、見事に弾いてくれました。辻井くんは本当に素晴らしいピアニストで、特にリズム感がすごいです。無駄なものが無いきちんとしたリズム。これを活かしたいと思って指揮をしました。演奏をしていて、とても楽しかったです。辻井くんとはまたぜひ一緒に演奏させていただきたいですね。
■辻井伸行氏コメント
オファーをいただく前に原作を点字の本にして読んでいましたが、ピアノをやっている人なら皆さん興味のある話だと思います。曲にもたくさんのイメージがあったり、ピアノには壮大でカッコいいところがあったり、いろいろな面白いことが分かる素晴らしい物語です。そんな映画の演奏を、久石さんとご一緒させていただけたのは本当に光栄でした。久石さんの大ファンで、素晴らしい曲をずっと聴いていたので、本当にうれしかったです。
久石さんに楽譜をいただいた時に、どのような気持ちで作曲されたのか想像し、また映画のイメージを自分の中で膨らませて、できる限りのことをしようと思って練習し、本番に挑みました。お会いするまでは緊張しましたが、本当にお優しい方で、合わせやすく、またいろいろと勉強させていただきました。この曲は感動的で、美しく、弾いていて本当に楽しかったですし、収録があっという間でした。またぜひご一緒させていただきたいです。
ピアノの調律師さんは僕にとってなくてはならない存在です。ピアニストは演奏するときは一人ですが、調律師さん、観客の皆さんと一緒にコンサートを作り上げていると思っています。国内外のさまざまな場所で調律師さんと出会うのですが、いろいろなタイプの調律師さん、そして会場のピアノと出会えるのは楽しいですね。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
同作は、2016年本屋大賞で第1位に輝いた宮下奈都氏の同名小説を、『orange-オレンジ-』の橋本光二郎監督が映画化。ピアノの調律に魅せられた一人の青年が、ピアノとつながる多くの人と出会い、成長していく姿を描く。
原作の世界観、そして“ピアノ”の魅力を最大限に活かせるテーマ曲を考えた制作陣は、優れた表現力で世界的に有名な音楽家である2人に制作を依頼。元々原作を読んでおり、その世界観に強く引かれた両名がオファーを快諾したことにより、豪華なタッグが実現した。
昨年夏、コンサートホールにオーケストラを集め、久石氏自らタクトを振り、収録が行われた。この日が初対面となった2人は、互いに「お会いできて光栄です」と喜びの気持ちを表した。事前に打ち合わせをした後に、本番収録。息の合った演奏をした2人は、終わった後も「本当に楽しかった」とうれしそうな笑みで顔を見合わせていた。
■久石譲氏コメント
ピアニストはいろいろなピアノに出会わなければならない。ピアノによってタッチがそれぞれすごく違います。調律師は求める音を表現してくれる、本当に大事な存在で、音は出さないけど立派な音楽家だと思います。そんな調律師を描いた原作を、オファーをいただく前に読ませていただきました。成長譚(たん)の美しくてとても良い話。だからこそ、綺麗なだけで終わらないように、映画の奥行を出せるように、シビアなミニマル的な部分とメロディアスな部分の交差する曲を作るように意識しました。
その曲を辻井くんと一緒に作ることができてうれしく思います。古典的なスタイルをとりつつ、現代的な曲を作ったのですが、見事に弾いてくれました。辻井くんは本当に素晴らしいピアニストで、特にリズム感がすごいです。無駄なものが無いきちんとしたリズム。これを活かしたいと思って指揮をしました。演奏をしていて、とても楽しかったです。辻井くんとはまたぜひ一緒に演奏させていただきたいですね。
■辻井伸行氏コメント
オファーをいただく前に原作を点字の本にして読んでいましたが、ピアノをやっている人なら皆さん興味のある話だと思います。曲にもたくさんのイメージがあったり、ピアノには壮大でカッコいいところがあったり、いろいろな面白いことが分かる素晴らしい物語です。そんな映画の演奏を、久石さんとご一緒させていただけたのは本当に光栄でした。久石さんの大ファンで、素晴らしい曲をずっと聴いていたので、本当にうれしかったです。
久石さんに楽譜をいただいた時に、どのような気持ちで作曲されたのか想像し、また映画のイメージを自分の中で膨らませて、できる限りのことをしようと思って練習し、本番に挑みました。お会いするまでは緊張しましたが、本当にお優しい方で、合わせやすく、またいろいろと勉強させていただきました。この曲は感動的で、美しく、弾いていて本当に楽しかったですし、収録があっという間でした。またぜひご一緒させていただきたいです。
ピアノの調律師さんは僕にとってなくてはならない存在です。ピアニストは演奏するときは一人ですが、調律師さん、観客の皆さんと一緒にコンサートを作り上げていると思っています。国内外のさまざまな場所で調律師さんと出会うのですが、いろいろなタイプの調律師さん、そして会場のピアノと出会えるのは楽しいですね。
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2018/03/06