映画『暗黒女子』や『きょうのキラ君』、MBS・TBS系『マジで航海してます。』など、映画やドラマに立て続けに出演し活躍した飯豊まりえと、1stアルバムと2枚のシングルをヒットさせたダンス&ボーカルグループ・lol -エルオーエル-のhibiki。このほど新成人となり交流のある2人に、振り袖姿で揃って祈祷を受けたあと、大人として新年に臨む心境などを語り合ってもらった。
――きょうのお互いの晴れ着姿はいかがですか?
【飯豊】hibikiちゃんは自分の良さがわかっている感じがします。hibikiちゃんのためにあるような着物ですよね。色合いが赤でもちょっと落ち着いてたり、これを着こなせる人はなかなかいない。絶妙におしゃれです。
【hibiki】いくつか候補があって、パッと見の直感で選びました。まりえちゃんは本当にきれい。待受にしたい(笑)。1年間、縁起が良くなりそう。
【飯豊】この着物は母が選んでくれたんです。鈴乃屋さんのカタログを送って。
――hibikiさんは8月にハタチになって、何か変わったことはありますか?
【hibiki】乾杯ができるようになりました。ツアーの打ち上げとか、前はみんなが乾杯しているなかでお茶だったから、混ざれて嬉しいです。
――自分が大人になってきたと思う部分はあります?
【hibiki】自分のことを自分で考えることが多くなりました。今までは、誰かに頼るのが当たり前。お母さんに「わからないから決めて」と言ったりしていたのを、1人で決めなきゃと。この仕事はちょっと特殊だけど、35歳とかになって「そんなのやったことないから、わからない」と言うのもダサイし。普通の大人の常識は身に付けたいと思うようになりました。
――飯豊さんは1月5日が誕生日ですね。
【飯豊】そうですね。10代でやりたいことはやり尽くして、満足したので。今は果たしてお酒が飲めるかだけが不安です(笑)。
――10歳から仕事をしていると、精神的には早くから大人になったのでは?
【飯豊】自分で言うのもアレですけど、「こうしたい。これは違う」という意志は強くありました。ただ、それを人にあまり言わなかったんです。去年は「伝えないとダメだ」と思うようになってきて、言葉を選びながら頑張って自分の意志を伝えることを目標にしました。
――撮影現場とかで?
【飯豊】はい。ここ数年、思ってることを言えずに仕事から帰ってくることが続いてましたけど、去年はそういうこともなく、監督にもいろいろ聞けるようになりました。
――理想の男性像や結婚観に変化は?
【hibiki】私はずっと早く結婚したいと思っていたんですよ。早く子どもも作って幸せになりたい……という。それが、結婚がすべてじゃないと思うようになりました。自分の時間が大切だから。理想は浮気をしない人(笑)。120%の愛を伝えてくれて、一生愛してくれる人と結婚したいです。
【飯豊】 私はずっと変わらず、清潔感と包容力のある人と言ってます。結婚はいつかはしたいと漠然と思ってます。
――去年を振り返ると、どんなことが自分にとって大きかった?
【飯豊】一つひとつの作品で出会った人たちと、そのときだけでなく、長くお仕事できるようになってきて、「一緒に頑張っていこう」みたいな気持ちになれました。去年は難しい役が多かったんです。『パパ活』は自分のなかで挑戦だったし、『暗黒女子』も大変で。そのなかで、自分なりのお芝居の仕方、セリフの言い方が見つかった気がして、今は楽しく女優のお仕事ができるようになりました。
【hibiki】去年はずっと全国を回ってました。5月から全国ツアーが始まり、秋にはハイスクールツアーがあって、全国の高校の学祭に行きました。メンバーと改めて「こういうところが足りないよね」とかすごく話して、関係が深まって。スタッフさんに任せきりだった部分を「もっと自分たちが責任を持ってやっていかなきゃ」と、メンバー全員が思うきっかけになりました。
――プライベートでは良いことはありました?
【飯豊】去年は本当に忙しくて、プライベートがあったのか、思い出せないくらい(笑)。
【hibiki】休みの日はとりあえず寝て、起きたら映画を借りて、家で観ていただけです。
【飯豊】私もウクレレとか1人でやれる趣味が多いので。海外ドラマにもハマって、『ウォーキング・デッド』を必死で観ました。
――今年はどんなことを頑張っていきたいですか?
【hibiki】lolとしては個人個人が成長して、説得力のあるアーティストになりたいです。さっき言ったように与えられたものをやるだけではダメだし、自分たちから動くようになれたら。個人的には仕事の幅を広げたいです。去年は『ハケンのキャバ嬢・彩華』に女優として出させていただいて……。
【飯豊】お仕事では去年朗読劇をやらせていただいて、ほぼ初めての舞台で2日間だけでしたけど、すごく楽しかったんです。またそういう作品との出会いがあったらいいなと思います。あと、『にじいろジーン』のレギュラーになって、生放送でコーナーを進行するのも、今まで考えたこともない挑戦でした。そういうお仕事も楽しいので、軸は女優でも、いろいろなことをやりたいです。そのほうがバランスが取れそうだから。
――2人で一緒にやりたい仕事もありますか?
【飯豊】やるなら何だろう?
【hibiki】漫才?(笑)
【飯豊】絶対面白くないから(笑)。今の私たちができることだと、同い年で話も合うし、AbemaTVとかでやってる恋愛の番組のコメンテーターとか?
【hibiki】「これはないよね」とか言うの? やるやる!
【飯豊】2人の考え方が違うのか一緒なのかわかりませんけど、面白い気がします。
(取材・文/斉藤貴志)
――きょうのお互いの晴れ着姿はいかがですか?
【飯豊】hibikiちゃんは自分の良さがわかっている感じがします。hibikiちゃんのためにあるような着物ですよね。色合いが赤でもちょっと落ち着いてたり、これを着こなせる人はなかなかいない。絶妙におしゃれです。
【hibiki】いくつか候補があって、パッと見の直感で選びました。まりえちゃんは本当にきれい。待受にしたい(笑)。1年間、縁起が良くなりそう。
【飯豊】この着物は母が選んでくれたんです。鈴乃屋さんのカタログを送って。
――hibikiさんは8月にハタチになって、何か変わったことはありますか?
【hibiki】乾杯ができるようになりました。ツアーの打ち上げとか、前はみんなが乾杯しているなかでお茶だったから、混ざれて嬉しいです。
――自分が大人になってきたと思う部分はあります?
【hibiki】自分のことを自分で考えることが多くなりました。今までは、誰かに頼るのが当たり前。お母さんに「わからないから決めて」と言ったりしていたのを、1人で決めなきゃと。この仕事はちょっと特殊だけど、35歳とかになって「そんなのやったことないから、わからない」と言うのもダサイし。普通の大人の常識は身に付けたいと思うようになりました。
――飯豊さんは1月5日が誕生日ですね。
【飯豊】そうですね。10代でやりたいことはやり尽くして、満足したので。今は果たしてお酒が飲めるかだけが不安です(笑)。
――10歳から仕事をしていると、精神的には早くから大人になったのでは?
【飯豊】自分で言うのもアレですけど、「こうしたい。これは違う」という意志は強くありました。ただ、それを人にあまり言わなかったんです。去年は「伝えないとダメだ」と思うようになってきて、言葉を選びながら頑張って自分の意志を伝えることを目標にしました。
――撮影現場とかで?
【飯豊】はい。ここ数年、思ってることを言えずに仕事から帰ってくることが続いてましたけど、去年はそういうこともなく、監督にもいろいろ聞けるようになりました。
――理想の男性像や結婚観に変化は?
【hibiki】私はずっと早く結婚したいと思っていたんですよ。早く子どもも作って幸せになりたい……という。それが、結婚がすべてじゃないと思うようになりました。自分の時間が大切だから。理想は浮気をしない人(笑)。120%の愛を伝えてくれて、一生愛してくれる人と結婚したいです。
【飯豊】 私はずっと変わらず、清潔感と包容力のある人と言ってます。結婚はいつかはしたいと漠然と思ってます。
――去年を振り返ると、どんなことが自分にとって大きかった?
【飯豊】一つひとつの作品で出会った人たちと、そのときだけでなく、長くお仕事できるようになってきて、「一緒に頑張っていこう」みたいな気持ちになれました。去年は難しい役が多かったんです。『パパ活』は自分のなかで挑戦だったし、『暗黒女子』も大変で。そのなかで、自分なりのお芝居の仕方、セリフの言い方が見つかった気がして、今は楽しく女優のお仕事ができるようになりました。
【hibiki】去年はずっと全国を回ってました。5月から全国ツアーが始まり、秋にはハイスクールツアーがあって、全国の高校の学祭に行きました。メンバーと改めて「こういうところが足りないよね」とかすごく話して、関係が深まって。スタッフさんに任せきりだった部分を「もっと自分たちが責任を持ってやっていかなきゃ」と、メンバー全員が思うきっかけになりました。
――プライベートでは良いことはありました?
【飯豊】去年は本当に忙しくて、プライベートがあったのか、思い出せないくらい(笑)。
【hibiki】休みの日はとりあえず寝て、起きたら映画を借りて、家で観ていただけです。
【飯豊】私もウクレレとか1人でやれる趣味が多いので。海外ドラマにもハマって、『ウォーキング・デッド』を必死で観ました。
――今年はどんなことを頑張っていきたいですか?
【hibiki】lolとしては個人個人が成長して、説得力のあるアーティストになりたいです。さっき言ったように与えられたものをやるだけではダメだし、自分たちから動くようになれたら。個人的には仕事の幅を広げたいです。去年は『ハケンのキャバ嬢・彩華』に女優として出させていただいて……。
【飯豊】お仕事では去年朗読劇をやらせていただいて、ほぼ初めての舞台で2日間だけでしたけど、すごく楽しかったんです。またそういう作品との出会いがあったらいいなと思います。あと、『にじいろジーン』のレギュラーになって、生放送でコーナーを進行するのも、今まで考えたこともない挑戦でした。そういうお仕事も楽しいので、軸は女優でも、いろいろなことをやりたいです。そのほうがバランスが取れそうだから。
――2人で一緒にやりたい仕事もありますか?
【飯豊】やるなら何だろう?
【hibiki】漫才?(笑)
【飯豊】絶対面白くないから(笑)。今の私たちができることだと、同い年で話も合うし、AbemaTVとかでやってる恋愛の番組のコメンテーターとか?
【hibiki】「これはないよね」とか言うの? やるやる!
【飯豊】2人の考え方が違うのか一緒なのかわかりませんけど、面白い気がします。
(取材・文/斉藤貴志)
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2018/01/08