NHKは20日、2019年度前期の「連続テレビ小説」100作目が『なつぞら』(月〜土 前8:00 総合ほか)に決まったと発表した。ヒロインは女優の広瀬すず(19)が務める。脚本はこれまで連続テレビ小説『てるてる家族』、大河ドラマ『風林火山』などを手がけてきた大森寿美男氏が担当し、日本アニメーションの草創期をテーマに描く。
戦争で両親を失った少女・奥原なつ(広瀬)。傷ついた少女を癒し、たくましく育てたのは北海道・十勝の大地だった。やがて成長したなつは、十勝で育まれた想像力を生かして、当時まだ「漫画映画」と呼ばれていたアニメーションの世界にチャレンジする。
朝の連続テレビ小説は1961年4月にスタートした『娘と私』から数えて100作目を迎えた。ヒロインに決定した広瀬は「100回目というすごく大きな数字、存在。周りの人から『プレッシャーをかけるわけじゃないけど、100回目だからね』って言われて、ちゃんとプレッシャーを感じています」と心境。また、「ヒロインですって言われたのはきのうです。どんな感じに自分がなっていくか、想像ができてないです」と大役への驚きを隠しきれない様子だ。
脚本の大森氏は「あまり意識しないことは難しいかもしれませんが、百作分の一作を作ることに変わりはないので、ただただ、そこに集中したいと思っています」とコメント。
ヒロイン・なつは、戦争によって両親を失い、兄妹とも生き別れとなったが、北海道出身者の“開拓者精神”でアニメーションという荒野の世界に足を踏み出していく。大森氏は「そんな雄大なスケールを『広瀬すず』という稀代のヒロインに重ねたいと思いました。テーマはズバリ『開拓』と『未来へのつながり』です」と説明。「朝ドラの長い歴史にも思いを馳せつつ、想像もできない未来に向かって広瀬すずさんの背中をググっと押し出せるような物語を大切に育んでゆきます」と気を吐いた。
制作統括の磯智明氏も、広瀬の起用に「『戦災孤児』『北海道』『アニメーション』という3つのキーワードをもつ遠大な物語を、演技力とリアリティーをもって演じきれる女優は今、広瀬すずさんしかいないと当初から考えていました」と大きく期待。「広瀬さんの実力は、まだ未知数です。これまで数々のヒロインが連続テレビ小説で才能を開花させたように、この作品を通して、さらなる飛躍を遂げると期待しています。日本中から、『なっちゃん』と呼ばれるくらい、作品に溶け込んで、愛されるといいなと思います」と、国民的女優としてのさらなる進化を望んだ。
戦争で両親を失った少女・奥原なつ(広瀬)。傷ついた少女を癒し、たくましく育てたのは北海道・十勝の大地だった。やがて成長したなつは、十勝で育まれた想像力を生かして、当時まだ「漫画映画」と呼ばれていたアニメーションの世界にチャレンジする。
朝の連続テレビ小説は1961年4月にスタートした『娘と私』から数えて100作目を迎えた。ヒロインに決定した広瀬は「100回目というすごく大きな数字、存在。周りの人から『プレッシャーをかけるわけじゃないけど、100回目だからね』って言われて、ちゃんとプレッシャーを感じています」と心境。また、「ヒロインですって言われたのはきのうです。どんな感じに自分がなっていくか、想像ができてないです」と大役への驚きを隠しきれない様子だ。
脚本の大森氏は「あまり意識しないことは難しいかもしれませんが、百作分の一作を作ることに変わりはないので、ただただ、そこに集中したいと思っています」とコメント。
ヒロイン・なつは、戦争によって両親を失い、兄妹とも生き別れとなったが、北海道出身者の“開拓者精神”でアニメーションという荒野の世界に足を踏み出していく。大森氏は「そんな雄大なスケールを『広瀬すず』という稀代のヒロインに重ねたいと思いました。テーマはズバリ『開拓』と『未来へのつながり』です」と説明。「朝ドラの長い歴史にも思いを馳せつつ、想像もできない未来に向かって広瀬すずさんの背中をググっと押し出せるような物語を大切に育んでゆきます」と気を吐いた。
制作統括の磯智明氏も、広瀬の起用に「『戦災孤児』『北海道』『アニメーション』という3つのキーワードをもつ遠大な物語を、演技力とリアリティーをもって演じきれる女優は今、広瀬すずさんしかいないと当初から考えていました」と大きく期待。「広瀬さんの実力は、まだ未知数です。これまで数々のヒロインが連続テレビ小説で才能を開花させたように、この作品を通して、さらなる飛躍を遂げると期待しています。日本中から、『なっちゃん』と呼ばれるくらい、作品に溶け込んで、愛されるといいなと思います」と、国民的女優としてのさらなる進化を望んだ。
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2017/11/20