お笑いタレントの萩本欽一(76)が7日、都内で行われたNHK・BSプレミアム『欽ちゃんのアドリブで笑(ショー)』(17日 後8:00〜9:00)の収録後に取材に応じた。第1回のゲストとして参加した俳優・仲代達矢(84)から「欽ちゃんはアドリブに見せながら実は計算していろいろやっていることはお見通しですよ。ふとした芝居に細かい計算が入っていて、それを計算らしく見せない…あなたはチャップリンと同じように天才です!」との声に「宝物として、お守りのように持ち歩きたい」と冗談めかしながらも感激した様子で語った。 同番組では萩本自らがステージで陣頭指揮を採り、劇団ひとり、前野朋哉、中尾明慶ら中堅・若手俳優とアドリブ全開のコントを作り上げるまでを4回にわたってショーとして展開していく。仲代は「なんの相談もなし、ぶっつけ本番のような感じで、60年の役者生活の中でも緊張しました。でもお客さんの顔を見たら気分が落ち着きました。やっぱり萩本さんは僕を立ててくれようと私がやりやすい方向に持っていってくれた」と感想を明かした。
2017/05/07