元参議院議員でプロレスラーの大仁田厚(59)が29日、都内で会見を行い、60歳の誕生日を迎える来年10月をめどに旧川崎球場(現・富士通スタジアム川崎)で、「さよなら大仁田、さよなら電流爆破」興行を行い、現役生活に区切りを付けることを発表した。かねてから還暦で電流爆破マッチを行い、第一線から退くことを公言してきた大仁田だが、具体的な時期と会場を明かした。 これまでに何度も引退と復帰を繰り返してきた大仁田は「ウソだとか詐欺だとかいわれていますが、本当に申し訳なく思っています。言い訳になるんですけど、毎日メーンイベントを張って血を流していると、これが限界かなと思って…。だけど、プロレスが大好きなものですから、また戻りたいなって気持ちになって。それを繰り返してるうちに」と心境を吐露。そして「来年60歳、還暦を迎えますので、自分のなかで、ケジメと、これが最後の引き際かなと思いまして」と、本当のラストであることを強調した。
2016/11/30