「役者をやっている中での目標として『パイオニアになる』というのがあるのですが、『民王』という作品は間違いなく、ある種のパイオニアになれたような気がしています」と、力強く語るのは俳優の菅田将暉。昨年7月期にテレビ朝日系金曜ナイトドラマ枠で放送され、多くの反響を呼んだ『民王』で、W主演の遠藤憲一と見せた“入れ替わり演技”が話題になった。 「街でも、これまで声をかけてもらったことのないような年齢層の方からも『観てるよ』なんて声をかけていただきました。作品のテイスト的にも今までに僕がやってきていなかったようなものだったので、やはり自分の中でも大きな転機になった作品でしたね。個人的にも、デビュー作品である『仮面ライダーW』(2009年)以来、6年ぶりに主演としてテレビ朝日の作品に戻ってこられたという思い入れは強かったですし、同じような“バディ物”ということでもすごく縁を感じました」。
2016/04/14