今月15日に全国13館で公開され、小規模展開ながら全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)で初登場9位を記録したオリジナル劇場アニメ『楽園追放-Expelled from Paradise-』(公開中)。同作で初めてオリジナル劇場作を手掛けた水島精二監督は「かわいい女の子と、かっこいいメカが好きなアニメファンは多いと思いますが、ファンのニーズに応えつつ、映画を観終わった後に、何かしら“いいもの”を持ち帰ってもらえる作品になったと思う」と手応えを語る。 同作は、『魔法少女まどか☆マギカ』の虚淵玄氏(ニトロプラス)のイマジネーションから生まれたスケールの大きな未来像を、水島監督とアニメーション制作を担ったグラフィニカのCGスタッフが圧倒的なセンスでビジュアル化。充実した世界観のストーリーと映像効果が合間って、観客は物語世界へのめり込み、鑑賞後に余韻という“いいもの”が残る作品になっている。
2014/12/02