人気アニメ『ガールズ＆パンツァー』（ガルパン）の主人公・西住みほ役の声優・渕上舞が27日、東京・霞ヶ関の国土交通省を訪れ、井手憲文観光庁長官を表敬訪問した。

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　観光庁主催の若者の旅を応援する取り組みを表彰する第1回「今しかできない旅がある」で、「オリジナル・アニメ『ガールズ＆パンツァー』と連動した夢と魔法の物語。『実家のような町』大洗でしか味わえない旅がある。」が奨励賞を受賞。

　これを受けての表敬訪問には、実施者である茨城県大洗町関係者と『ガルパン』の制作スタッフが、ファンなら知らない人はいない茨城交通の「ガルパン・ラッピングバス2号車」に乗って国土交通省玄関まで駆け付け、「大洗で待ってる」とアピールした。

　2012年10～12月と2013年3月に放送された同アニメは、茶道や華道と並んで戦車を使った武道「戦車道」が大和撫子（なでしこ）のたしなみとされている世界で、戦車を操る女子高生が奮闘する奇想天外なストーリー。物語の舞台として、大洗の町並みが忠実に再現されていることから聖地巡礼に訪れるファンが後を絶たない。来年公開を目指して完全新作ストーリーの劇場版とOVA『大洗女子学園VSアンツィオ高校』の制作が決定している。