歌手の河村隆一が、東海テレビ・フジテレビ系“昼ドラ”『白衣のなみだ』(毎週月〜金　後1：30)で、約10年ぶりにドラマ出演することが10日、わかった。河村は、水野美紀演じる恵の夫で、物語のキーとなる人物・杉本淳を演じる。

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　今年4月よりスタートした同作は、同じ病院を舞台に3つの時代ごとに分けた3部構成で展開する“いのち”の物語。毎月主人公が変わるという新しい試みで、今月3日から俳優・石黒英雄主演の「第三部 使命」がスタートしている。

　水野演じる恵は、重い病気を抱えながらも積極的に治療を受けようとせず。その理由には、現在消息不明の夫・淳の存在が大きく関わってくる。

　同作のエンディングテーマ「七色」を歌う河村は「命をテーマに描いたこの物語に想いを寄せてエンディング曲を書かせていただいたので、出演のお話をいただいてうれしい です」とコメント。久しぶりのドラマの現場に「やはり活気があっていいですね。僕自身、“河村隆一”というキャラクターではなく、かっこつけずに映っていればいいなと思い、一生懸命キメ顔のない役者然とした立ち姿を求めているところです」とこだわりを明かす。

　同番組の服部宣之プロデューサーは「ドラマでは描かれていない、夫婦の歴史、積み重ねを感じさせるお芝居をしてくださり、視聴者の方にも、恵が自分の命を懸けてまで、夫の帰りを待ちつづけた理由が納得していただけるのではと思っております。エンディングテーマの世界観にも繋がる『命のつながり』を、恵と淳の夫婦の結末にも感じて、水野さんと河村さんの共演は本当に夢のような時間でした」と太鼓判を押している。

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