歌舞伎俳優の市川染五郎と女優の瀧本美織が12日、東京・渋谷のNHKで、4月5日スタートのBS時代劇『妻は、くノ一』の初回完成試写後に会見を行った。劇中で染五郎と“夫婦”を演じた瀧本は「撮影現場(京都・松竹撮影所)に染五郎さんの奥さんがいらした時、どうしよう、どうしようという気持ちになっちゃって。ドラマの中では妻だったので、焦ってしまった」と秘話を明かすと、染五郎も「気を使っていただいて…」と笑みがこぼれた。 染五郎演じる風采が上がらない天文マニアの平戸藩士の彦馬と、幕府のお庭番くノ一・織江の“恋”と“事件”を描く。平戸藩主・静山を密偵するため、彦馬に嫁いだ織江。幸せな新婚生活はわずか1ヶ月。突然、姿を消した織江が江戸にいることを知った彦馬は、妻を探しに旅立つ。
2013/03/12