年末恒例の音楽賞「第54回輝く!日本レコード大賞」(主催日本作曲家協会)の授賞式が30日、東京・初台の新国立劇場で開かれ、作詩賞を受賞したプロデューサーの秋元康氏が、AKB曲の作詞術を明かした。 秋元氏はこれまで長きに渡り作詞活動をしてきたが、同賞受賞は意外にも今回が初。AKB48だけで300曲以上も作詞を手がけていることから、10代の気持ちをどう表現しているかを問われ「AKB48の作詞は、彼女たちの観察日記みたいなもの。彼女たちが何を考え、何を悩んでいるかを考える」と紹介。さらに「『RIVER』は迷っているときでさらに前進め、『Beginner』は初心に戻れとか、そういうことを思って書く」と曲を通して、メッセージを込めていることを明かした。
2012/12/31