女優の戸田恵梨香、俳優の加瀬亮が30日、東京・赤坂サカスで行われた『劇場版SPEC〜天〜』（4月7日公開）イベントに出席し、劇中で登場する流しそうめんならぬ “流し餃子”に挑戦した。撮影時よりも約5倍の長さを誇る全長43mの巨大流し餃子を前に、戸田は「もしかしたら、この映画は餃子の映画かもしれない」と半笑い。戸田とともに見事餃子をキャッチした加瀬は「一瞬取れないと思ってヒヤっとしましたが、無事収まって良かった」と安堵の表情を浮かべた。

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　同イベントは、シリーズ内で戸田演じる当麻紗綾の大好物でもある餃子にスポットを当て実施。同所では、劇中に登場する『中部日本餃子のCBC』赤坂サカス店がオープンしており、10日間で約2万食を売り上げる盛況ぶりに加瀬は「『SPEC』は餃子の映画ではないですが、当麻が食べてる餃子は癖になって、僕も好きです」と絶賛。“流し餃子”を成功させたことで、ギネス記録への申請を行うと聞いた戸田は「やっぱり餃子の映画ですね」と改めて語っていた。

　公開を翌週に控え、現在キャンペーン活動に奮闘している二人。戸田は「これからたくさんの方に観ていただいて、どういう感想が聞けるのかドキドキしてます」と胸を踊らせ、加瀬も「実際にファンの方にお会いできるのは嬉しいし、やってよかったなと思いますね」と充実感をにじませた。

　2010年にTBS系で放送された人気ドラマを、テレビに引き続き堤幸彦がメガホンを取り映画化。若き捜査官の当麻紗綾と瀬文焚流（加瀬）コンビが、とあるミイラ化殺人事件を発端に、SPEC（特殊能力）を持つ者と国家権力の闘争の波に立ち向い、多くの謎を明かしていく。