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ゲーム『怪盗ロワイヤル』が初の実写化 〜松坂桃李、大政絢、福士誠治が怪盗団に

 人気ケータイゲーム『怪盗ロワイヤル』が、10月よりTBS系の深夜枠で初めて実写版連続ドラマ化されることが8日、わかった。奪い奪われるスリリングな魅力で、全国1000万人以上のプレイヤーを持つ人気作。“怪盗ルパン”一味さながらの活躍で、スタイリッシュにアクションありセクシーありの痛快サスペンスを展開する。主演の“頭脳派”には『侍戦隊シンケンジャー』のシンケンレッド役で知られる若手俳優・松坂桃李。「これまでにも割と普通とは違う設定の役をやることが多かったので“おぉ、次は怪盗か”と一気に楽しみになりました」とスタートが待ちきれない様子。ヒロイン・大政絢は峰不二子にも負けない“セクシー派”として新たな一面を開花していく。さらに、“技能派”として福士誠治が決定し、ゲームに始まり、コミック化を経た人気作で、視聴者のハートを盗む。

新ドラマ『怪盗ロワイヤル』で怪盗団を演じる(左から)福士誠治、松坂桃李、大政絢

新ドラマ『怪盗ロワイヤル』で怪盗団を演じる(左から)福士誠治、松坂桃李、大政絢

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 ゲームでは頭脳派の青年を筆頭に、セクシー派の女性と肉体派の青年の3人が予告状を送りつけ、他のプレイヤーとも協力しつつ鮮やかにお宝を盗み出しコンプリートを目指すというもの。ドラマ版では盗む“お宝”として、物だけでなくデータや人の心までとターゲットは千差万別。しかし、折角苦労して盗んだ宝が他のプレイヤーに奪われてしまうなど、ゲーム版の醍醐味はそのまま盛り込まれていく。

 ドラマ版は頭脳派・セクシー派・肉体派に加え、新キャラクター・技能派が登場する。ミッションを通じて毎回“お宝”を盗んでいく1話完結の物語だが、松坂が演じる頭脳派シーフ(怪盗)は、過去1年以上前の記憶が一切消えてしまった謎を抱える人物。回を重ねるごとに登場人物たちのバックグラウンドや秘密も解き明かされるなど、ドラマならではの全体の縦軸も用意されている。

 実写化を打ち出した同局プロデューサー・川嶋龍太郎氏は、同作について「誰でも一度は耳に、目にしたことがあるこの作品は登録者1000万人という人気作。みんなを惹きつける面白さを持つ強いコンテンツを手掛けてみたいと思いました」と、作品の魅力を十分に理解したうえで連ドラ化を決定。「自分の意思だけでは上手く運ばないというもどかしさは、現実世界の縮図でもあり、ドラマでも見る人を良い意味で裏切る仕掛けを数多く用意しています」と自信を見せる。

 また、キャスティングについては「松坂さん以外には考えられませんでした。存在感、演技力…どれをとっても彼の魅力は人を惹きつける」と力強く太鼓判を押す。“女怪盗”大政の起用については「この作品で“可憐なヒロイン”を演じるだけじゃない、新たな一面を見せて欲しい。ちょっとしたツンデレ感でセクシーさを表現することができるはず」と、大人の女性としての新たな魅力に期待を寄せる。そして、舞台、映画など最も経験豊富な福士については「彼にしかできない“遊び”を入れて欲しいと思ってオファーしました。どんな風に料理してくれるのか、とても楽しみです」と、こだわり抜いたキャスティングへの想いも明かす。

 最後に「単純にモノを盗むスリル感、そしてドラマへの非日常感を“新しいジャンル”の作品として楽しんでほしい」と語る川嶋氏。奪って奪われてというだけでなく、友情と裏切り、憎しみと悲しみなど実写化だからこその感情の揺れと葛藤を表現。秋の深夜ドラマから新たな“怪盗ブーム”誕生に期待がかかる。

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