好調の無糖炭酸水だが「同じようなフレーバーばかり」、消費者の不満に『富良野ホップ炭酸水』が応える
コロナ禍のニーズにマッチ、果汁・フレーバー入り無糖炭酸水が好調
要因としては、テレワーク・在宅勤務などの気分転換に、爽快感のある炭酸の刺激でリフレッシュしたいというニーズが高まり、家庭内での消費が拡大していることが挙げられる。加えて、外出機会が減って運動不足が気になる中、糖分を含まない飲料という点も支持されている。一方で、プレーンの炭酸水は常飲するには味気がなく物足りない、といった声も聞かれ、無糖ながら果汁・フレーバーも楽しめる炭酸水が特に売上を伸ばしていると予想される。
同じようなフレーバーに不満の声、ポッカサッポロが“ホップ”味の無糖炭酸水を提案
こうした背景を踏まえ、同社では“ホップ”のフレーバーの炭酸水『富良野ホップ炭酸水』を開発。ホップの爽やかな香りとほろ苦い味わいが炭酸水とマッチし、国内市場でも貴重なプレーンや柑橘系以外の無糖炭酸水となった。原料のホップには、北海道上富良野町で栽培される国産の「フラノビューティ」を使用。フラノビューティは、長くホップ育種を続けているサッポロビールが、交配から14年の育成・開発期間をかけて2010年に品種登録した品種。わずかしか栽培されていない大変希少なホップで、フルーティーで瑞々しい香りが特徴だ。
そのようなフラノビューティの魅力を最大限引き出すための工夫として、収穫したばかりの生のホップから「摘みたての香り」を採取・研究し、味として表現。ホップの魅力を余すことなく詰め込んだ炭酸水に仕上げた。市場の伸びをさらに後押しするとともに、無糖炭酸水のフレーバーの多様性を体現する新商品だ。
提供:ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社