スペインのミューズから"世界の"ミューズへー。
国際女優への足がかりとなった出世作!!
あのスティーブン・スピルバーグ、トム・クルーズが絶賛し、スペインの天才監督アレハンドロ・アメナーバルの出世作となった異色スリラー。
本作に惚れ込んだトム・クルーズは、自らの主演でハリウッド・リメイク『バニラ・スカイ』(01)を製作。
この作品でトムと初共演して恋に落ちたペネロペ・クルスは一躍時の女(ひと)となり、世界的女優へと羽ばたいていく。
1998年東京国際映画祭グランプリ受賞作。
刑務所内の精神病棟。セサルは精神分析医アントニオに不可思議な体験を語り始めるー。
セサルはハンサムな上に、莫大な親の遺産を相続し、金にも女にも不自由なく暮らしていた。
ある日、自宅で誕生パーティーを開いたセサルは、親友が連れてきた女性ソフィアに一目ぼれする。
だが、セサルの彼女を自称するヌーリアは、嫉妬のあまり彼をドライブに誘い無理心中を図り、ヌーリアは死亡、セサルも顔に大怪我を負ってしまう。
手術で顔を復元することはできず、ソフィアからも冷たくされたセサルは、絶望のあまり路上で酔いつぶれる。
ところが目覚めると事態は一変していた。
顔の修復に成功し、ソフィアとも復縁と、かつての生活を取り戻したかに見えたセサルだったが、
ある時ベッドで寝ていたソフィアが死んだはずのヌーリアに変わっていたことから、セサルの世界が再び悪夢へと逆戻りし始める…。
<キャスト>
セサル:エドゥアルド・ノリエガ
ソフィア:ペネロペ・クルス
ヌーリア:ナイワ・ニムリ
ペライヨ:フェレ・マルティネス
アントニオ:チェテ・レーラ
<スタッフ>
監督:アレハンドロ・アメナーバル
製作:ホセ・ルイス・クエルダ
脚本:アレハンドロ・アメナーバル、マテオ・ヒル
撮影:ハンス・バーマン
音楽:アレハンドロ・アメナーバル、マリアーノ・マリン