真っ直ぐに生きて、傷ついている人へ。
数多くの映画で監督補や助監督を務めてきた高明監督が、映画人生を賭けて臨んだ作品!
映画好きによる映画好きのための〈原点回帰ムービー〉
★300万人以上動員した映画『あの花が咲く丘でまた君と出会えたら。』など数多くの映画で監督補や助監督を務めてきた高明が、
自らの映画人生を振り返りながら執筆したオリジナル脚本でメガホンをとった作品。
映画業界の縮図を描いた今作だが、劇場では多くの観客達が自分の人生と共感する部分を感じ取り笑いあり、涙ありの痛快人情活劇となった。
★映画撮影というニッチな世界のリアリティーある物語。二千人の応募の中から選ばれた役者達が自分達の映画だと思ってくれ、
全ての役にも物語があり、全ての人にスポットライトを当てる人情活劇と仕上がっている。
★オランダ映画祭でワールドプレミア・オープニング作品に選ばれるなど、国内外の上映では多くの評価を受けている。
※収録内容は変更となる場合がございます。
映画プロデューサーの渡辺光一(45)は、映画の内容で揉めて、業界大手事務所の会長を激昂させて干されてしまう。
八方塞がりの渡辺の前に三千万もの現金を持った鈴木愛(メイ)(18)が現れる。
彼女の依頼は「亡くなった兄のために映画を作ってほしい」ということだった。
素人の依頼で面倒だと思いながらも、渡辺は現金に目が眩む。監督の清水のぼる(37)と舞台女優の小池京子(35)を巻き込み、四人で海辺の街にロケハンに向かう。
道中、金銭にルーズだが正直者の清水、自分の夢を実現するため汚れ仕事も厭わない京子、そして、何やら秘密を抱えたメイ…
それぞれの弱みや強みがあぶり出され、互いに傷つけ合いながらも四人の絆は深まっていくのだった。
渡辺は作品づくりに真っすぐなメイと接するうちに “映画を作る意味” を深く考えるようになる。
映画製作をはじめた頃の情熱を忘れて、妥協する事が当たり前になってはいないか。
自覚がないままに創造性と生産性のバランスを取っていないか。この旅で、清水も京子も表現者としての人生を見つめ直しはじめる。
果たして、メイの映画は完成するのか……? そして、メイの秘密とは……?
<キャスト>
森本のぶ、園田あいか、佐々木心音、平塚真介 ほか
<スタッフ>
監督:高明
プロデューサー:篠宮隆浩
AP:阿部早夏子
撮影:亀井耶馬人
照明:小川満
録音:丹雄二
編集:松戸賢治
助監督:飛田一樹 野村愛 金沢勇大
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