駄作です。
普通の映画だと思って観たらガッカリします。
吉本の芸人とNMB48の共演ですから、つい期待してしまいますが。
主人公のあいちゃんは頑張ってると思います。
それ以外の芸人は台本を読んでいるだけレベル。
まぁこういう映画で演技力がどうこう言っても無駄でしょうね。
問題は脚本や演出であって、子供だましもいいとこです。
アイドルグループに爆破予告が来ているのに、警察に通報せずに探偵を雇うとか、有り得ない。
子供だましの脚本だから、真面目に演じている田畑さんや筧さんが可哀想。
じゃあドタバタ喜劇として面白いかというと、そうでもない。
序盤は期待させてくれますけど、妙にシリアスな流れになって、しかもテンポの悪い演出で、どうしようもありません。
せめて、NMB48のメンバー一人ひとりにセリフくらいあげたらいいのに、それもなし。
大体、あいちゃんが活躍するのは前半だけで、後半はただの役立たず。
「吉本芸人とNMB48の共演」という部分がウリなだけで、安いライターにシナリオ書かせて、安い演出家にメガホン持たせた結果でしょう。
きちんと作って後々まで評価されるコメディ映画にしようだなんて、吉本は思ってもいないのでしょうね。
内木志と谷川愛梨はセリフ多かったです。
よかったですよ。