HIP HOPにバルーンアート、甲冑まで!? 若手演歌歌手たちの意外な素顔を大公開!
◆インデックス
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新浜レオンの”素顔”はこちら 彩青の”素顔”はこちら
真田ナオキの”素顔”はこちら 青山新の”素顔”はこちら
瀬戸山智之助の”素顔”はこちら
(掲載は、デビュー順)
特技はバルーンアート! 着実に成長を続ける現役大学生・演歌歌手
「力いっぱい、演歌です!」をキャッチコピーに、2018年1月に「下町純情」でデビューした現役大学生・演歌歌手、辰巳ゆうとが3月18日に待望の両A面シングル「センチメンタル・ハート/男のしぐれ」を発売する。「センチメンタル・ハート」はポップス調のドラマチックなラブソング。一方の「男のしぐれ」は、男の心情を歌い上げた本格演歌。この対照的な2曲が、辰巳ゆうとの成長を示してくれそうだ。
「この3つなら10秒程で作ることができます! 1本の風船が、動物や植物等のいろいろなモノに変化させることができるのが、バルーンアートの面白さだと思います」と語る辰巳からは、生来の演者気質、パフォーマー気質も感じることができるだろう。
「先日グランピングに行き、自分で火を起こして自然の中で作るキャンプ飯の美味しさにハマってしまい『次は、もっと色んなキャンプ飯を作りたい!』と思い、今はキャンプをした時に作れそうな料理を調べる事にハマっています。今年は、グランピングではなく、キャンプをして色々なキャンプ飯を作りたいと思います!」
「恥ずかしいのですが、22歳になっても抱き枕がないと寝られなくて、枕や、布団をいつも抱きしめながら寝ています(笑)」
まだまだ初々しさたっぷりの辰巳だが、歌への想いは人一倍強い。今後の目標を尋ねると、「自分と同じ世代の方にも、演歌を聴いていただくきっかけを作れる歌手になりたいなと思います。同世代の方にも、演歌の魅力や良さをお伝えしていきたいですし、自分自身も演歌だけに限らず、どんなジャンルの曲でも歌える歌手になりたいと思っています」と力強く語ってくれた。
特技はなんとダンス! ジャズダンスからHIP HOPまで踊れる演歌女子
2019年に鮮烈なデビューを果たした門松みゆき。演歌に目覚めたのは2歳のとき。小学生の頃から歌手に道を目指し、16歳で作曲家・藤竜之介氏に師事。日テレ系『全日本歌唱力選手権 歌唱王』(2013年)に出演するなど、歌声を磨いてきた。19年2月に「みちのく望郷歌」でデビュー。本年2月には早くも2ndシングル「浜木綿(はまゆう)しぐれ」を発売。今年も精力的な活動が続く。
そんな門松だが、実は「暗いところが苦手」とのこと。リハーサルや本番では勉強のためにも先輩たちのステージを舞台袖で観ているのだが、「背中がいつもソワソワしています」という可愛らしいエピソードも。
最後に今年の目標を尋ねると、「老若男女問わず、たくさんの方に愛される歌手になりたいです。目指せ! 小田原観光大使、地元に貢献できるように頑張ります」と力強く語ってくれた。
高身長イケメン演歌男子がハマっているのは、なんと!「クッキー作り」
昨年5月1日、ビーイング初の演歌・歌謡歌手として、シングル「離さない 離さない」でデビュー。さっそく演歌・歌謡ランキングで1位を獲得するという華々しい船出となった新浜レオン。身長180cmのイケメン歌謡男子だ。昨年末には「第61回日本レコード大賞新人賞」も受賞。一気にシーンを駆け上がり始めている。
歌手デビューを前に、大幅な減量を行ったというエピソードも。「デビュー前は何も知識がなかったので、ひたすら食べず飲まずの日々で、とにかく走っていました。その時は無理をすることで、さまざまなところに悪影響が出てしまいました」と振り返る。そんな無茶なダイエットの経験を経て、「今は食事やトレーニング、ストレッチなど日々に気をつけながら、健康管理をしています」と語る。
昨年のデビュー以来、精力的に全国各地を廻る新浜レオン。移動中は、「その土地ならではの景色を見過ごさず、しっかり注目しながら過ごしています」とのこと。「初めて行かせてもらう土地も多く、着いてからは名物や観光スポットなどを心から楽しんでいます!」と楽しげに話す。
2020年の年明けからは、「新浜レオン エメラルドグリーンプロジェクト」の第1弾として、「〜春唄〜」と題した新企画を2月16日イオンレイクタウンkaze 1F 翼の広場よりスタート。また、9月19日、21日にはセカンドソロコンサートの開催も決定。最後に今後の目標を尋ねると、力強い言葉が返ってきた。
「令和の幕開けにデビューしましたので、“令和を代表する歌い手に!!”、そして、2020年は年男なので、“一曲入魂”で皆さんに “夢チュー”になっていただけるよう、心を込めて歌を届けていきます!」
津軽三味線に尺八、さらにクラリネットも吹ける“民謡の申し子”
5歳で民謡をはじめ、7歳より津軽三味線。尺八を始めた弱冠16歳の“民謡の申し子”、彩青(りゅうせい)。その才能を細川たかしが認め、細川に師事し、丸5年。若さ、演奏力、そして確かな歌唱力と三拍子そろった大型新人だ。昨年6月に「銀次郎 旅がらす」でデビュー。令和を迎え、フレッシュな歌声を響かせている。
民謡を始めるきっかけになったのは「YOSAKOIソーラン祭り」だった。
「家族にも周りにも、誰一人民謡をやっている人がいない中、両親が踊っていた北海道のYOSAKOIソーランのチームの歌い手さんに憧れ、歌い手さんが「そんなに歌が好きだったら民謡の会をやっているから遊びに来てごらん!」と声をかけてくださり、以来5歳から通うようになりました。最初の半年ほどは、恥ずかしくてまったく唄えませんでしたが、初めて『ソーラン節』を唄ってみた時の楽しさは今でも忘れる事はありません」と振り返る。
津軽三味線や尺八の演奏も彼の魅力の1つ。練習はもっぱらカラオケボックスで行っているという。師匠である細川たかしとのレッスンについては、「師匠のコンサートの間に、楽屋で、歌はもちろん三味線のフレーズを教えていただくこともあります」と明かしてくれた。
三味線・尺八について取り上げられることが多いが、楽器についてはクラリネットも吹けるという。「中学生の時に、五線譜をしっかり読めるようになりたいと思い、吹奏楽部に入部。そこで、吹く事になったのが、クラリネットでした。先輩や同級生からは、『尺八を吹いているようにしか見えない!』と言われていました(笑)」と楽しげに話す。
ハマっているのは甲冑!?師匠・吉幾三のようなマルチな歌手を目指す!
吉幾三の弟子として、2016年4月「れい子」(作詞・作曲:吉幾三)でデビュー、翌2017年6月、第2弾「別れの夜明け」を発売。2018年4月にはファーストアルバム『メイド イン ナオキ』を発売するなど着実にステップアップを続ける真田ナオキ。2019年6月にはテイチクレコードへ移籍し、2020年1月にはさっそく移籍後初となるシングル「恵比寿」を発表。心機一転、精力的な活動が続く。
デビュー以来、全国を廻り、歌を届けてきた真田ナオキだが、移動中も「曲を覚えたり(カバー曲など)、動画を見たり」と研究に余念がない。そんな真田だが、小学生〜中学生生活では空手・野球に捧げ、全力を注ぎ込む毎日を送った。当時について振り返ってもらうと、「空手の試合で、僕の試合直前に担架が来たので、誰か運ばれていると思い見てみたら、姉でした。衝撃でした」という驚きのエピソードも披露してくれた。
最近はラッパーとしても活躍する師匠・吉幾三については、「やさしくて、面白くて、そして天才!!」と絶賛。今後の目標については、「老若男女に愛される歌手であり、師匠吉幾三先生のように、『あの人は絶対いい人だよね』と想像でも言っていただけるような人間性をみがきたい」と語ってくれた。
ギター・絵・書道にビリヤードも! 多彩な趣味を持つ大型新人
テイチクエンタテインメント創立85周年・芸映創立60周年記念アーティストとして、2月5日に「仕方ないのさ」で待望のデビューを果たした青山新。氷川きよしなど数々のスターを世に送り出した作曲家・水森英夫氏に見いだされ、その後、5年に及ぶレッスンを経て、実力を磨いてきた注目の大型新人だ。
「レッスンのときではないのですが、ある用事で赤坂に先生と2人で行った際、昔、先生が通われていたというラーメン屋さんに入ったとき。弟子入りしてまだ 1、2年で、弟子という感覚があまりなかったのが、何故か2人きりでお食事をしたのをきっかけで、弟子として認めていただけたという実感が湧いてきて嬉しかったという思い出深い一コマです」
現在は全国キャンペーンの真っ最中。「初めていくところばかり。福岡キャンペーンでは、人生初!飛行機にのりました」と、移動も楽しみながら全国を廻っている。最後に今後の目標について尋ねた。
「まずは一つひとつ目の前にあるキャンペーンなどのお仕事を、1人でも多くの方に聴いていただけるように、そして、その方々に感動をお届けできるように、それが「仕方ないのさ」がヒットにつながると信じて、一所懸命歌ってまいりたいと思っております。そして地元の浦安でソロコンサートをしたいです!」
音楽の力を信じ、生の音を届ける――京都を拠点に活動するシンガー・ソングライター
京都を拠点に活動するシンガー・ソングライター、瀬戸山智之助。4月22日にはデビューアルバム『解禁』の発売を控え、今まさに、全国区へと“解禁”されようとしている。
京都との縁が生まれたのは就職時。大阪在住時代に関西のいろいろな場所でストリートライブをしていたところ、偶然通りかかった人から、「これからオープンするうちのお店で社員として歌いませんか?」と誘われ、そこへ就職。京都へ移住することとなった。
もちろん京都のおススメ音楽スポットは「AIC秋津洲京都」。「今は専属のミュージシャンがいないようで普段は演奏がないのですが、僕も時々そこでコンサートをさせて頂いています。音の響きがとても良くて、時間を忘れてしまう特別な空間です」と教えてくれた。
「食事とのコラボの際には、ライブがなくてもまたそのお店に行ってもらえますようにといつも思っています。その逆もまた然り。歌を聴いているとそのお店を思い出したり、そこで食事をしていると歌を思い出したり。そんな記憶の結びつきができたらとても嬉しいですね。なのでお店のテーマソングを作ったりもしています」
そんな瀬戸山が最近、ハマっているのが「ビリヤニとミールスという料理」だという。「ビリヤニは北インドの料理で、日本でいう炊き込みご飯。ミールスは南インドの料理で、米にカレーや副菜をつけて食べる料理です。どちらもバスマティライスというインドなどでよく使われる細長い米で料理されたものが大好きで(日本米のものもあります)、ライブで遠征する時ももう体が勝手にお店を調べてしまいます」というほどハマっているという。
「どんなお話でもいいんです。その奥には必ずパーソナルがあって、人はみんなとても面白い。きっと発見の連続です。そして僕も成長できればと思ってます。それが自分の作品にダイレクトに反映できれば、自分の音楽も今よりもっともっと深く太く大きくなっていくと信じています。すべてが歌に繋がっています。そして僕の歌を受け取りに来たいと思う人がうんと増えた時には、相応のステージがきっとそこにはあるのでしょう。大きな想像もしながら、でも丁寧に走っていこうと思います」