【週間・楽曲ヒット分析】清水翔太がサブスクランキングを席巻
清水は1月30日の『ミュージックステーション』出演に合わせ、「ベスト・オブ・清水翔太」プレイリストをLINE MUSICで公開。さらに、直筆サイン入り「Good Life」告知ポスターのプレゼント企画などのプロモーション企画を展開した。
このようなメディア出演&PRがストリーミングサービスでのバズに繋がった。ただし、AWAでは“17年にもっとも聴かれた楽曲”で「My Boo」が首位を獲得するなど、同サイトでの彼の人気はメディア出演の有無を問わず継続して高い点も注目される。
AWA内での“プレイリスト・カルチャー”と清水翔太の相性の良さも継続して検証する必要がありそうだ。
同楽曲は、昨年のグラミー賞を受賞したカントリー・ミュージック界の新世代歌姫マレン・モリスと、過去にもたくさんの楽曲でゼッドと共演を果たしてきたLA在住のプロデューサー・デュオのグレイを迎えた新曲。第60回グラミー賞でのパフォーマンスで初披露したことでも話題を集めた。
3月23日に幕張メッセ、3月24日には神戸ワールド記念ホール公演も控えており、さらに盛り上がりを見せそうだ。
同楽曲は“問題作”“とびっきりのクソアニメ”としてSNSを中心に一気に注目集め、多数のメディアでも取り上げられているTVアニメ『ポプテピピック』(TOKYO MX1ほか)のOPテーマ。上坂自身も同作で声優を務めている。
1月31日にはニューシングル発売記念としてLINE LIVE配信を行ったほか、Android・iPhone端末で対象曲をダウンロードした人を対象とする「animelo 限定ブロマイド」のプレゼントキャンペーンを行ったこともデジタル配信の好調に繋がったようだ。
『ポプテピピック』はメディア等を通じてファンを拡大させており、同作もデジタルシングルを中心に息の長いセールスが期待される。
なかでもJUJU「東京」は週間デジタルシングル(単曲)で初動1.8万ダウンロードを記録し、4位に初登場。発売2週目となった当週も高水準をキープし、1.5万ダウンロードを記録。5位を獲得し、2週連続でのTOP5入りを果たしたほか、サブスクではLINE MUSICで6位、AWAでも9位を獲得。ロングセールの兆しを見せている。
◆週間デジタルシングル(単曲)ランキング