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Da-iCE10周年、初の全国アリーナツアー開始「思いをぶつけ合って楽しい時間にしたい」
結成10年「メンバーの関係性が変わることなく、ここまで来れたのはラッキー」
大野雄大(以下大野) めちゃくちゃ早かったですね。幼稚園から中学まではすごく長かったけど(笑)、この10年はアッという間でした。
工藤大輝(以下工藤)早かったし、濃かったですね。初期のライブのこともよく覚えているし、一つ一つの記憶が濃密なので。
花村想太(以下花村)紆余曲折ありましたけど、メンバーの関係性が変わることなく、ここまで来れたのはラッキーだと思います。ギクシャクするとか、誰かと1年くらいしゃべらないとか(笑)、そういうことが一切なかったので。もちろん成長したところはたくさんあるし、プロ意識も強くなっていて。
和田颯(以下和田)結成したときは16才だったんですけど、20才過ぎてから時間の進み方が早くなった気がします。メジャーデビューした2014年までの3年くらいがすごく濃くて。
岩岡徹(以下岩岡)最初の3年間、ずっとライブしてたよね。こうやって振り返る機会をもらえるのもありがたいですね。15年、20年を目指して、1日1日、ひとつひとつの活動を真摯にやっていきたいと改めて実感してます。
大野アリーナツアーの前に自分たちのパフォーマンスを見てもらえたのは良かったですね。
花村配信ライブは何度かやっているんですけど、会場で実際に見てもらうのと、映像で見てもらうのはだいぶ違うと思うんですよ。僕もアーカイブ映像を見て、「意外と動けてないな」と反省したり(笑)。自分たちのパフォーマンスを見直す機会にもなっているし、次につなげていけたらなと。
岩岡いろいろな場所から配信ライブをやらせてもらって、そのたびに可能性が広がって。MVやテレビの収録に近い感じもあり、これも一つのスタンダードとして残っていくのかなと思っています。
和田オンラインも楽しいんですけど、「やっぱり生でやりたい」という気持ちも強くなっていますね。配信と生ライブは別物だと思うので、それぞれに楽しみ方を見つけていけたらなと。
工藤配信ライブでの経験値も上がっているし、今後に活かしたいですね。去年はコロナ禍でライブができなくなりましたけど、マイナスばかりではなかったと思うんです。僕らはずっと作品のリリースとライブを続けてきたんですが、それが止まったことで、「自分たちには何が残っているんだろう?」と考えたし、自分と向き合いながら、何をすべきかを見つめ直すことができたので。
初の全国アリーナツアー生ライブとオンライン同時公演 チケットや物販はコロナ禍の配慮も
大野“やっと”ですからね。開催することを決めるまでにかなり悩みましたし、チケットを手にしてくださったお客さんもおそらく、悩んだ末に来ることを決めたと思うんですよね。僕らとしては、「これまで以上のDa-iCEを見せたい」というだけですね。
花村アルバム『SiX』を中心にしたライブになる予定です。しっかり振り付けもして、バッチリですね。
――今回のツアーは1日2公演ですからね。各公演の内容も違うそうですね。
工藤ガラッと変わりますね。
花村2本分のツアーを同時にやってるような感じなので、かなり大変なんですよ。……これ、書いてくださいね(笑)。
――今回のアリーナツアーは、各公演、新体感ライブ CONNECTで生配信されます。
大野お仕事柄だったり、ご家族の事情など、様々な理由で会場に来たくても来れない方もいらっしゃると思うんですよね。そういう方にも楽しんでいただける環境を整えるのが大切だと考えて、オンライン生配信を決めました。
岩岡配信のチケット代は\6,666になっています。一般的なオンラインライブと比べると高いと感じる方もいらっしゃるとは思いますが、先にチケットを購入してくれて会場へ来てくれるみなさんとのバランスを考えてこの価格にさせていただきました。今回は単発ライブではなくツアーということもあるので、オンライン生配信と会場でのライブにできるだけ差が生まれないようにしたい、という考えもありましたね。
――ペンライト、デザインマスクなどのグッズが付いたチケットも販売されてます。
工藤会場で物販コーナーに並んでいただくのが難しい場合もあるだろうなと。あらかじめグッズを購入していただいて、家から持ってきてもらったほうが、安心感があると思うんですよ。いろいろなことを考慮しながら準備を進めてきたんですよね、今回のアリーナツアーは。