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“人”がいるだけで伝わる物語の奥行 カーモデラーが表現した「アメリカン・ドリーム」
プラモデル原体験は「スーパーカーブーム」
Sho_taro小学生のときスーパーカーブームで「サーキットの狼」シリーズのプラモデルを友達と集めてました。そのときは塗装なんかしてなかったのですが、父親が当時叔父の乗っていたホンダシビックのプラモデルを塗装して作っているのを見て「すごいリアル!」と思ったのがスケールモデルの魅力を知ったきっかけです。高校のころにバイクブームがあり、それぞれ多感な頃の刷り込みが強く、当時のインパクトを超えるものがないので必然的に旧車と言われるものを好んで作っています。
――旧車の魅力はどんなところですか?
Sho_taro一般的には旧車と言われていますが、私にとっては単純に憧れの車ということになります。カーデザイナーの感性が直接的に出たアナログの個性豊かなデザインと、スピードや技術に対してどんどん挑戦していった当時の開発者の熱いスピリットに共感できるところに魅力を感じます。
Sho_taro今年2月に開催された「第一回松本城下町モデルコレクション」に「One+Oneコンペ」というものがあり、そこに出品するために制作しました。このコンペは、キット1つとフィギュア1体での構成が条件だったので、いろいろ妄想を膨らませて制作しました。おかげさまで、同コンペの1位をいただきました。フィギュアとカーモデルの組み合わせはこのコンペがなかったらやっていなかったと思います。そういう意味ではとてもいいきっかけを与えてくれて感謝してます。