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木村カエラ、福山雅治……最新の結婚式ソングTOP10を発表 新たな定番ラブソングは?

 6月といえば、ジューンブライド、結婚式に出席することも多くなる季節だ。結婚式や披露宴のBGMでは、かつて「乾杯」や「てんとう虫のサンバ」が定番とされてきたが、現在では様々なJ-POPソングが人気を呼んでいる。2016年現在、果たして結婚式で流れている曲はどんなものなのか。そして、あらたな定番となるべき曲とは?

最近の結婚式で流れている曲No.1は木村カエラの「Butterfly」

  • 集計期間:2016年5月16日(月)〜5月20日(金) 調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜50代の男女) 調査地域:全国

    集計期間:2016年5月16日(月)〜5月20日(金) 調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜50代の男女) 調査地域:全国

 結婚式といえば、入場に始まり、乾杯、ケーキカット、親への手紙や花束贈呈など、様々なシーンが繰り広げられる。BGMは、そのシーンに即し、より盛り上げる曲が選ばれるのが普通だ。ORICON STYLEでは、そんな楽曲たちの中で、実際にユーザーが「最近の結婚式で耳にする回数が多かった」という曲を調査した。

 堂々の1位となったのは、新婦を祝う気持ちを歌った木村カエラの【Butterfly】。こちらは「入場の時に流れていた」(千葉県・30代/女性)、「お色直しの後の登場の時に聴いた」(三重県・20代/男性)など、花嫁に注目が集まるシーンに流れることが多いようで、もはや定番ともいえる曲。2位の福山雅治【家族になろうよ】は、「新婦が手紙を読んだとき」(埼玉県・30代/女性)、「ビデオでの2人の生い立ちの場面で」(東京都・30代/女性)、「2人のために花嫁の親友が歌った」(香川県・50代/男性)と使われるシチュエーションもまちまち。流れるだけでなく、歌われることも多いのがこの曲の特徴だ。また、TOP10のほとんどの曲は回答したユーザーに男女比の偏りがないのだが、その中でも嵐【Happiness】は女性、GReeeeNの【キセキ】は男性が挙げている率が高かった。こちらは、特に男性と女性、それぞれの印象に残りやすい曲ということだろう。

2人の愛を思わせる“ドラマ”のある曲が、幸せ気分を盛り上げる

 ランクインした曲を見ていくと、これまでの2人の軌跡、これから共にしていく生活を描くなど、普遍的な愛を歌ったものが多い。BGMといえど、結婚そのものでなくとも結婚する2人や家族の愛を思わせる“ドラマ”のある曲が好まれているようだ。そういった曲が、新郎新婦だけではなく、多くの列席者を感動させ、幸せ気分を分け合える役目を果たしているといえる。

 以下に紹介するのは、今後、結婚式などでも流れそうな楽曲たち。様々な観点から愛を歌っているが、どれも2人の“未来”を感じることができる良曲揃いだ。果たして次なる定番となるのは、どの曲だろうか。
次なる定番は? 新たな幸せラブソングに注目!

DAIGO◆国民誰もが注目した! あの結婚式で自身が熱唱した「K S K」

  • シングル「K S K」(ウェディング盤)発売中

    シングル「K S K」(ウェディング盤)発売中

 言わずと知れた、DAIGOによるプロポーズソング「K S K」は、自身の結婚披露宴で新婦に向けてサプライズ披露された曲。ワイドショーなどでもすでに耳にしている人も多いだろうが、じっくり聴くと、素直なメッセージと美しいメロディに感動すること必至だ。普通ラブソングには、“主役の2人”の姿は見えない。だからこそ自分の恋愛に置き換えて共感できるものだが、この「K S K」の“主役”たちは、国民誰もが知るところ。本来であれば“他人の幸せ”なわけだが、不思議なことに「K S K」には、祝福したい、幸せを分けて欲しいという気持ちしか起こらない。それはきっと、この曲の力と、彼らの人柄の成せる技だろう。また、<思いきり笑って 思いきり泣いて>のような飾らない歌詞には、誰にでも当てはまる普遍性がある。“こんな恋愛、結婚ができたらいいな”という幸せ願望のスイッチを押してくれる「K S K」。もちろん、結婚式ソング、プロポーズソングとしてもピッタリだ。

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TEE◆「ベイビー・アイラブユー」を作った彼の新境地「恋のはじまり」

  • シングル「恋のはじまり」6.29発売

    シングル「恋のはじまり」6.29発売

 TEEといえば、ヒット曲「ベイビー・アイラブユー」(上記ランキングの原曲。シェネルは英語詞カバー)が印象深い。そんな彼の新曲「恋のはじまり」は、まさにTEEのラブソングの新境地ともいうべき仕上がり。お年寄りも、すでに結婚している人も、仕事に追われる人も、学生も。誰にでも若かりし頃に経験した、淡い恋の記憶はあるもの。それがたとえ苦くても、甘かったとしても、この「恋のはじまり」には、その記憶を古い写真のように思い出させるノスタルジーな魅力がある。TEEの味のある声は、大切な恋をそっと包んでくれる優しさと切なさに満ちているのだ。そして、この曲の結末は<君と これからも>と結ばれる。懐かしい淡い恋は、どうも今も続いているらしい。恋愛中の人もそうでない人も、この曲を聴くことで恋のはじまりの奇跡を想えるだろう。もし隣に“君”がいるならば、きっとそれを伝えたくなるだろう。

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大原櫻子◆あのCMソング収録! アルバム『V(ビバ)』で伝えたい想い

  • アルバム『V(ビバ)』6.29発売

    アルバム『V(ビバ)』6.29発売

 アーティストとしても女優としても注目を集めている大原櫻子。特に若い世代の女性からの支持が高い彼女は、そのボーカル力の高さも折り紙つきだ。そんな大原の2作目のアルバム『V(ビバ)』には、たくさんのラブソングが詰まっている。なかでも、コロプラ『白猫プロジェクト』CMソングとしてもお馴染みの「大好き」は、伝えたい気持ちが溢れ出すようなストレートな曲。冒頭は、<「大好き」 言葉にできなくて それでも届けたい my love forever>と、まずいちばんの“伝えたいこと”が歌われる。人は、本当に伝えたいことはなかなか言い出せなかったりする。ケンカしたり強がったりしながら日々を一緒に過ごして、普段は言えないけど、伝えたいのは「大好き」の言葉。この曲を聴いて、歌ったら……。大切な人に、想いを伝える勇気をもらえそうだ。それを届けて、一緒に<君と作る未来地図>を歩いてゆけるかもしれない。

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藤原さくら◆月9ドラマ主題歌「Soup」、福山雅治の独特な詞にも注目

  • シングル「Soup」発売中

    シングル「Soup」発売中

 月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)で注目された藤原さくらの1stシングル「Soup」。ドラマのエンディングでも流れていたこの曲は、作詞作曲を主演の福山雅治が手掛けている。恋をスープに見立てた言い回しが独特で、彼女のスモーキーな声によく似合う。それぞれの気持ちをお鍋で煮込んだり、時間をかけることによって“味”になったり、時にはスパイスになったりもする。この例えによって深みや滋味が出るのと共に、“スープを一緒に味わい、生活する2人”の姿も思い浮かぶ。きっと、いろんなものを煮込んだスープを2人は一緒に食べて、一緒に暮らすのだろう。往年のプロポーズの言葉に「毎日味噌汁を作ってくれないか」というものもあるが、食べ物はそれだけで“暮らし”を思い起こさせるから、なんだか不思議だ。こんなスープを一緒に味わえる関係になれたら……。女性からのプロポーズソングとしても使えるかも!?

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