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第88回アカデミー賞、全部門受賞結果&最多受賞、主なトピックは!?

第88回アカデミー賞・全受賞結果と主なトピックを速報! 最多受賞作品は6部門の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、次いでレオナルド・ディカプリオが悲願のオスカー初受賞を果たした『レヴェナント:蘇えりし者』が3部門! さらに作品賞ノミネート作品をノミネート部門数順のランキングでご紹介!!

全部門オスカー受賞結果と主なトピックはこちら!

【主演男優賞】
 レオナルド・ディカプリオが5度目の男優賞ノミネートで悲願のオスカー獲得。これまで『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ブラッド・ダイヤモンド』『アビエイター』『ギルバート・グレイプ』でアカデミー賞に4度ノミネートを果たし、今回の初受賞が期待されていた。
【長編アニメ映画賞】
 スタジオジブリの『思い出のマーニー』(米林宏昌監督)は受賞を逃した。同作のアカデミー賞ノミネートは、スタジオジブリ作品としては初ノミネート作品にてオスカーに輝いた『千と千尋の神隠し』から5回目、『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』に続いて3作品3年連続となっていた。残念ながら、『千と千尋の神隠し』(宮ア駿監督)に次ぐ13年ぶり2度目の快挙とはならなかった。
【助演男優賞】
 シルベスター・スタローン(『クリード チャンプを継ぐ男』)の初受賞はならなかった。『ロッキー』(1977年)での主演男優賞ノミネート以来、約40年ぶり2度目のノミネートでのオスカー初受賞が期待されていた。
【撮影賞】
 エマニュエル・ルベツキ(『レヴェナント:蘇えりし者』)が、史上初の同賞3年連続受賞を果たした。昨年の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、一昨年の『ゼロ・グラビティ』に続いての快挙。
【第88回アカデミー賞 全部門受賞結果】
作品賞:『スポットライト 世紀のスクープ』
主演男優賞:レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント:蘇えりし者』※初受賞
主演女優賞:ブリー・ラーソン『ルーム』※初ノミネートで初受賞
助演男優賞:マーク・ライランス『ブリッジ・オブ・スパイ』※初ノミネート初受賞
助演女優賞:アリシア・ヴィカンダー『リリーのすべて』※初ノミネート初受賞
監督賞:アレハンドロ・G・イニャリトゥ『レヴェナント:蘇えりし者』
脚色賞:『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
脚本賞:『スポットライト 世紀のスクープ』
撮影賞:『レヴェナント:蘇えりし者』
美術賞:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
音響編集賞:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
録音賞:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
編集賞:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
作曲賞:『ヘイトフル・エイト』
歌曲賞:「Writing’s On The Wall」(『007 スペクター』)
衣装デザイン賞:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
メイク・ヘアスタイリング賞:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
視覚効果賞:『エクス・マキナ(原題)』
外国語映画賞:『サウルの息子』(ハンガリー)
長編アニメ映画賞:『インサイド・ヘッド』
短編アニメ映画賞:『ベア・ストーリー(原題)』
短編実写映画賞:『スタッタラー(原題)』
短編ドキュメンタリー賞:『ア・ガール・イン・ザ・リヴァー(原題)』
長編ドキュメンタリー賞:『AMY エイミー』

『レヴェナント:蘇えりし者』3部門受賞、12部門ノミネート

【オスカー受賞】主演男優賞、監督賞、撮影賞
【ノミネート部門】主演男優賞、作品賞、監督賞、助演男優賞、撮影賞、編集賞、メイク・ヘアスタイリング賞、美術賞、衣装デザイン賞、音響編集賞、録音賞、視覚効果賞

昨年、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で作品賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の最新作。2年連続の栄冠に輝くか!?

製作:アレハンドロ・G・イニャリトゥ、スティーヴ・ゴリン ほか
監督:アレハンドロ・G・イニャリトゥ
出演:レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディ ほか
4月22日(金)全国公開

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』最多6部門受賞、10部門ノミネート

【オスカー受賞】録音賞、音響編集賞、編集賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、衣装デザイン賞、美術賞
【ノミネート部門】作品賞、監督賞、撮影賞、音響編集賞、視覚効果賞、美術賞、衣装デザイン賞、編集賞、録音賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞

ジョージ・ミラー監督は、第79回アカデミー賞(2007年)で『ハッピー フィート』で長編アニメ映画賞を受賞している。

製作:ジョージ・ミラー、ダグ・ミッチェル ほか
監督:ジョージ・ミラー
出演:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン ほか

『オデッセイ』7部門ノミネート

【ノミネート部門】作品賞、主演男優賞、録音賞、音響編集賞、美術賞、視覚効果賞、脚色賞

リドリー・スコット監督は、これまでに監督賞に3度ノミネートされている。第74回アカデミー賞『ブラックホーク・ダウン』(2002年)、第73回アカデミー賞『グラディエーター』(2001年)、第64回アカデミー賞『テルマ&ルイーズ』(1992年)。作品賞でのノミネートは今回が初めて。

製作:リドリー・スコット、サイモン・キンバーグ ほか
監督:リドリー・スコット
出演:マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン ほか
公開中

『ブリッジ・オブ・スパイ』6部門ノミネート

【ノミネート部門】作品賞、脚本賞、助演男優賞、美術賞、録音賞、作曲賞

スティーブン・スピルバーグ監督、9度目の作品賞ノミネート。受賞すれば第66回アカデミー賞(1994年)での『シンドラーのリスト』以来、2度目になる。

製作:スティーブン・スピルバーグ、マーク・プラット ほか
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス、マーク・ライランス ほか
公開中

『スポットライト 世紀のスクープ』2部門受賞、6部門ノミネート

【オスカー受賞】作品賞、脚本賞
【ノミネート部門】作品賞・監督賞・助演男優賞・助演女優賞・脚本賞・編集賞

製作:スティーヴ・ゴリン、ニコール・ロックリン ほか
監督:トム・マッカーシー
出演:マイケル・キートン、マーク・ラファロ ほか
4月15日(金)全国公開

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』1部門受賞、5部門ノミネート

【オスカー受賞】脚色賞
【ノミネート部門】助演男優、作品賞、監督賞、編集賞、脚色賞

ブラッド・ピットはプロデューサーとして4度目の作品賞ノミネート。受賞すれば、第86回アカデミー賞(2014年)の『それでも夜は明ける』(スティーヴ・マックィーン監督)に次いで2度目となる。第84回アカデミー賞(2012年)ではプロデュース&主演作『マネー・ボール』(ベネット・ミラー監督)でノミネートされていた。

製作:ブラッド・ピット、ジェレミー・クライナー ほか
監督:アダム・マッケイ
出演:クリスチャン・ベイル、スティーヴ・カレル、ライアン・ゴズリング ほか
3月4日(金)全国公開

『ルーム』1部門受賞、4部門ノミネート

【オスカー受賞】主演女優賞
【ノミネート部門】作品賞、監督賞、主演女優賞、脚色賞

製作:エド・ギニー、デヴィッド・グロス ほか
監督:レニー・アブラハムソン
出演:ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブレイ ほか
4月8日(金)全国順次公開

『ブルックリン』3部門ノミネート

【ノミネート部門】作品賞、主演女優賞、脚色賞

製作:フィノーラ・ドワイヤー ほか
監督:ジョン・クローリー
出演:シアーシャ・ローナン、ドーナル・グリーソン ほか
7月全国公開

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