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2015年 ブレイク俳優ランキング
賛否呼んだ『デスノート』での圧倒的存在感で株が急騰
『デスノート』といえば、過去に映画化もされ、大ヒットを記録したカリスマ的人気のコミック。原作とは異なる物語やキャラ設定で、放送前からさまざまな議論が巻き起こったが、その逆境をはねのけた好演で存在感を提示。主な支持理由としても「『デスノート』の演技が圧倒的だった」(高知県/女性/10代)、「ドラマやCMで活躍しているが、何といっても『デスノート』の演技が光る。毎回、彼の芝居が楽しみでドラマを見ていた」(千葉県/40代/男性)など、その卓越した演技力を絶賛する声が多数を占めた。
さらに今年は、ヒロインの頭や顔を手でホールドしてから唇を寄せる、窪田特有のキスシーンも話題となった。これは『デスノート』のみならず、過去の昼ドラ『Xmasの奇蹟』(フジテレビ系)や『大奥〜誕生』(TBS系)、今年の『アルジャーノンに花束を』でも見られた芝居。このキスで、多くの女性のハートを奪ったのも女性票獲得の要因だろう。
確実なステップアップで、男性層からも絶大な支持を得た福士蒼汰
主な支持理由としては「今年はさらに活躍」(東京都/女性/30代)、「着実にステップアップ」(北海道/50歳/男性)などが多く、成長する姿が逐一わかるほどの露出量で活躍していたことが分かる。また、「『恋仲』がすばらしかった」(兵庫県/男性/30代)、「映画『図書館戦争』がカッコよかった」(東京都/女性/30代)と、出演作にも恵まれたことがうかがえる。
普通、イケメンでこれほどの活躍をしていれば、同性からの嫉妬はまぬがれないものだが、「端正な顔立ちが、いつの時代も必要としているいい男の条件に当てはまる」(新潟県/20代/男性)、「将来性がある」(宮城県/男性/50代)、「笑顔がよい」(北海道/男性/50代)といった声が男性側から挙がっていることにも注目。これは「いろいろな分野で活躍している」(富山県/男性/50代)ことで、英語力や格闘技術などのマルチな学習意欲、トーク時に見せる彼の人柄のよさが、しっかりと浸透した結果といえるだろう。
気鋭の若手俳優が続々と台頭! “豊作”だった2015年
また、5位【綾野剛】、6位【西島秀俊】と、エンタメシーンをけん引する実力派も顔を見せる中、7位に『民王』(テレビ朝日系)で怪演を見せた【菅田将暉】、8位に『コウノドリ』(TBS系)で新生児科医という難役に挑んだ【坂口健太郎】など、気鋭の若手が台頭していることにも注目したい。
改めて2015年のエンタメシーンを振り返ると、例年以上に多くの若手俳優が台頭し、非常に“豊作”の年だったことがうかがえる。人気と実力を兼ね備えた役者を喉から手が出るほど求めているのは、制作側もお茶の間も同じこと。本格的な演技を身につけたこれら新世代が、エンタメシーン革新に向けての根幹的存在となり得るのか、今後の活躍から目が離せない。
2015年 ブレイク俳優ランキング
窪田正孝
- 主役も脇役もこなせる俳優さんだと思う(広島県/10代/女性)
- 今年は『デスノート』で、幅広い層にその実力が認識されたと思う(愛知県/30代/女性)
- 演技力があってどんな役でもこなせるから(長崎県/50代/男性)
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鈴木亮平
- 役に対してストイックですごいと思った(愛知県/10代/女性)
- 『変態仮面』の体が素晴らしかった(京都府/20代/女性)
- 病弱な人の役から巨体の高校生の役まで、様々な役をこなしていたから(埼玉県/20代/男性)
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男女別 ブレイク俳優ランキング
調査時期:2015年11月18日(水)〜11月24日(火)
調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
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