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すみれ演じる「ボートニャーブラック」の使命とは!? 謎めいたCMストーリーをひも解く
またすみれは歌唱力にも定評があり、2013年にはSumire名義で歌手デビューも果たしている。CMでもその美声を惜しむことなく披露。さえぎるものなどなにもないような伸びやかな歌声は、壮大な映像とあいまって、上にも左右にも広がる広大な世界観を表現することに成功している。
ボートニャーブラックを駆り立てるボートニャーマスターとは?
ワイドシネマスコープで撮影された同CMは、「遊び心の極致」といっても過言ではない。CG技術、スタイリッシュなセンス、ハリウッド映画顔負けの本気すぎる映像はもちろんのこと、去年のボートレースCMに引き続き使用されている「ボートニャー」というネーミングセンスもキュートに尖って鼓膜を刺してくる。ひとつのストーリーとしてつながったCMを通して見ると見えてくることがいくつかある。
STAGE2「ボートニャーマスターはささやきかける。人間のダンスは美しい。それは…お前たちの生命に限りがあるから」
STAGE3「ボートニャーマスターは問いかける。お前はなぜ踊る。観客のため? 自分のため? 彼のため? …まさか!?」
STAGE4「ボートニャーマスターは教えてくれる。すべての恐怖は未知からやって来る。考えるな、踊れ!」
STAGE5「ボートニャーマスターは言う。お前は何にでもなれる。獣にも、荒野の石にも、空を行く雲にも」
STAGE6「ボートニャーマスターは語りかける。お前は孤独ではない。ダンサーが踊るとき、その身体は一つの命であることを超えて、宇宙とつながるのだ」
STAGE7「ボートニャーマスターは言う。油断をするな! ダンスは一度だけのものだ。二度生きた人間はいない。一度だけだ。二度目はない…」
それを踏まえ、物語の結末を見届けてほしい。最終章でボートニャーブラックたちを待ち受けるボートニャーマスターの本当の目的はなにか? そしてその正体は? 熱狂に包まれたステージで、ボートニャーブラックが見せた表情とは? …見る人が思い思いに想像しながら見るのもまた、楽しそうだ。ついには世界的女優への階段も登り始めた彼女が、ボートニャーブラックの運命に、どのようなケリをつけてくれるのか、ぜひその目で確かめてほしい。