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ORICON NEWS
ホラン千秋、バラエティなどでのトークへの意外なこだわりとは
『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015』番組概要(外部サイト)
『SUMMER SONIC 2015』番組概要(外部サイト)
夏フェス特集
フェスのMCをやることが、病みつきになっている
ホラン 光栄ですね。視聴者の方も毎年、観るだけでなくメールをくれたりツイッターでつぶやいてくれたりして、こちらから会場の熱を伝え、テレビの向こうからも熱が返ってくる。そんなステキな時間をまた皆さんと過ごせるかと思うと本当に嬉しいです。
――MCを務めてから、フェスの印象は変わりました?
ホラン みなさん、ハンパない熱量だなって肌で感じました。もう、気合いの入れ方が違うんですよ。この日のために1年間頑張ってきましたって方もいれば、昨年は夫婦2人で来たけど、今年は赤ちゃんが生まれて3人になりましたとか、人生をフェスとともに過ごしている方がたくさんいらっしゃる。単なる音楽フェスじゃなく、人によってはライフワークみたいになっていて、生活や人生のサイクルの中で、無くてはならないものになっているんだなって実感しました。
――ホランさんも、夏だけでなく年末の『COUNTDOWN JAPAN』のMCも務め、ライフサイクルの中に入っているんじゃないですか。
ホラン 入ってきましたね。年末が終ると、次は夏だって思うし、夏が終れば「よし年末だ!」みたいな(笑)。ひとつ終ると、次の楽しみに向けて自分の中で切り替わるので、病みつきになってます。このまま続けていきたいし、MCじゃなかったとしてもお客さんとして、フェスには参加し続けたいですね。
――両フェスの特長と魅力を挙げるなら?
ホラン 大きな特徴のひとつは、出演するアーティストですよね。『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』 は邦楽のバンドやアーティストが中心で、『SUMMER SONIC』 はなかなか来日してくれない洋楽アーティストもたくさん出演して、本当にお宝的な2日間になります。もうひとつは、会場。『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』は国営ひたち海浜公園という大自然の中で開催されるので、テントを用意したりして、キャンプみたいな、空間と雰囲気をまるごと楽しめるのがいいところですね。『SUMMER SONIC』は、幕張と大阪で同時開催される都市型フェス。こちらもフードコートなどはもちろんですが、世界のアーティストの音楽を楽しんで、ライブが終わった後すぐに帰れるという便利さもありますよね。
――その違いによって伝え方も変わってきます?
ホラン MCとしてはどちらのフェスも気持ちは同じで、テレビを観ている方たちに、現地にいなくても行ったような感覚を持ってもらうことが一番大切。例えば、メールやツイッターを紹介して、家でひとりで観ている方にも音楽を通して、仲間が増えたような気分になってもらうとか。そうやってフェスのいろんな魅力を昨年以上に伝えていきたいと思っています。
――ちなみに『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015』のゲストMCの千葉雄大さんは「ホランさんに身を委ねる」って、おっしゃってましたよ。
ホラン 千葉さんは音楽が大好きな方なので、私に委ねずに音楽愛をおおいに爆発させてくれるのを期待してます!(笑)。しかも秘めて持ってらっしゃるものがたくさんあって。昨年末の『COUNTDOWN JAPAN 14/15』ではそれを少しづつ出してくれました。今回はその熱をスタートから全開でおねがいします!
――他のゲストMCの大東駿介さんや、谷原章介さんに期待することは?
ホラン 大東さんはいろんなアーティストさんとの交流があるみたいで、音楽が純粋に好きっていう少年のような目をキラキラ輝かせている姿が印象的。『SUMMER SONIC 2015』でご一緒する谷原さんは、昨年ゲストで来てくださったんですが、メタルにかける熱量が半端ない。衣装も自前のバンドTシャツという気合いの入れようでしたから、これはすごいことになると期待しています(笑)。本当にお三方とも、音楽が大好きな方々なので私も楽しみです。
私のスタンスとしては、オバちゃんみたいなイメージ?
ホラン その瞬間をエンジョイすることを心がけているので、あまり意識してないんです。ただフェスの場合はスタジオにアーティストの方も来てくださるので、観ている人が「そうなんだー」って驚くような話を引き出せればいいなと。だから、私のスタンスとしては、オバちゃんみたいなイメージですかね? 商店街で会った近所のオバちゃんにグイグイこられて、うっかり話しちゃうみたいな。そんなテンションをゲストの方に感じてもらえたらいいなと。
――ホランさんは“オバちゃん”じゃないですけどね(笑)。
ホラン 感覚はオバちゃんに近い気がしていて……リアクションとかも母にそっくりですし(笑)。だから、むしろ視聴者に近い感覚なのかもしれない。それを忘れずに、観ている方と同じ目線で話せるようなMCでいたいですね。
――オバちゃんなら、ちょっと聞きにくいことも聞けちゃったりしますしね。
ホラン そう。夏フェスという会場だからこそ話してくれることもあると思うので、大空の下、大自然のパワーを大いに借りて、ざっくばらんにいろんなことを引き出していきたいです。
――そんなホランさんの注目アーティストは?
ホラン まず『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015』は“ザ・バンド!”みたいなアーティストさんに注目したいです。野外だし、ロックだし……ってところでいうとTHE BAWDIESさん、グッドモーニングアメリカさん、赤い公園さん、LOVE PSYCHEDELICOさんもすごく観たい。あとDragon Ashの降谷建志さんは今回、バンドとソロの両方で出てくれるので楽しみですよね。『SUMMER SONIC 2015』はWOWOWさんでオンエアしている『グラミー賞』にノミネートされたアーティストさんがたくさん出るし、個人的にはコーダラインとかザ・スクリプトとかは、私のルーツでもあるアイルランド出身のバンドなのでぜひ生で観たい。で、あとは郷ひろみさんや斉藤和義さんといった邦楽アーティストも熱くて、とにかくイイ男が多いですよ、今年は(笑)。
――目移りしちゃいますよね。知らなかったアーティストでも、ライブを観てファンになったりもするし。
ホラン 私もフェスに関わってからいろんなジャンルの音楽を聴くようになって。iPodはすごいことになってます(笑)。でも、それこそがフェスの良さで、会場にいてもおうちで観ても、“体で感じるラジオ”みたいなものというか。iPodとかだと決まったアーティストしか聴かないけど、ラジオって自分の知らなかった音楽との出会いがあるじゃないですか。だから、はっちゃけるのもそれはそれで楽しいけど、ラジオ感覚でユル〜くリラックスしながら、今まで触れたことがなかった音楽とのステキな出会いを楽しむ。そういうフェスの楽しみ方があってもいいのかなと。そして、私たちはそんな視聴者の方とアーティストさんの架け橋になれたらいいなと思います。
今年のフェスファションは、急激な天気の変化にも安心な長靴がオススメ
ホラン 私、キックボクササイズやウェイトトレーニングが好きで、3年ぐらいやっていたんですが、最近さぼっていまして。そろそろフェスに向けて体力作りをしていかないと思ってます。この間、あるテレビ番組で前屈しただけで、次の日、筋肉痛になりましたから、大至急、体を鍛えないと(笑)。このコメントを公約にして頑張ります!
――女子的にはファッションも気になりますが、注目してる“フェス服”はあります?
ホラン 私、実は長靴がすごく好きで。昨年は台風がきたりしたんですが、野外だと急激な天気の変化とかもあるじゃないですか。そこに対応できて、かつそれもイベントのひとつとして楽しめるようなファッション――長靴とかレインコートとか――を、可愛く取り入れてる人がいたらぜひ、真似したいですね。
――では最後、視聴者へのメッセージをお願いします。
ホラン 仕事で嫌なことがあっても、嫌な上司がいてもいなくても(笑)、フェスに行くと全部吹っ飛ぶというか。ご褒美的なスペシャルな空間だと思うんですね。そういう意味ではエネルギーを発散する場でありチャージする場でもあるので、ぜひぜひテレビの前で一緒に楽しんで充電していただければ。そしてそれをパワーに変えて、お仕事だったり学校だったり、いろんなことに生かして欲しいですね。
(文:若松正子)
夏フェスはWOWOWで観よう!
会場内特設スタジオから、各ステージのライブパフォーマンスやアーティストを迎えてのゲストトークなど、1日5時間・計20時間のボリュームで現地の盛り上がりをお届けする。MCを務めるのは、3年連続でホラン千秋、そしてゲストMCには、千葉雄大(1日、2日)、大東駿介(8日、9日)。
【DAY-1】8月1日(土)午後3時〜 [WOWOWプライム]*無料放送
【DAY-2】8月2日(日)午後3時〜 [WOWOWライブ]
【DAY-3】8月8日(土)午後3時〜 [WOWOWライブ]
【DAY-4】8月9日(日)午後3時〜 [WOWOWライブ]
番組オフィシャルサイト(外部サイト)
生放送!みんなのROCK IN JAPAN FES. 〜何度でも見たくなるライヴアクト30〜
2000年の第1回開催から数々の“伝説”を生み出してきた同フェスの思い出のライブアクトを視聴者から募集し当時の映像とともに紹介。同フェスの総合プロデューサー、渋谷陽一氏のインタビューや、自らフェスを主催する宇多丸(RHYMESTER)×TAKUMA(10-FEET)による対談、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015』に出演決定しているアーティストがスタジオに生出演し今年のパフォーマンスへの意気込みを語るなど、さまざまな角度からフェスの魅力に迫る。また、5月に開催された春フェス『JAPAN JAM BEACH 2015』の会場に番組MCの千葉雄大と大東駿介が潜入し、夏に先駆けてひと足早くフェスの雰囲気を伝える。
【番組MC】ホラン千秋、千葉雄大、大東駿介
【放送日時】7月25日(土)午後10時〜 [WOWOWライブ]
番組オフィシャルサイト(外部サイト)
現地より生放送!SUMMER SONIC 2015
8月15、16日の2日にわたって、東京会場(QVCマリンフィールド&幕張メッセ)と大阪会場(舞洲サマーソニック大阪特設会場)で開催。WOWOWでは、東京会場でのパフォーマンスを連日、現地から生放送。会場内には特設スタジオを設置し、谷原章介とホラン千秋が“サマソニ”を包み込む熱気とアーティストの表情などに迫ります。
【DAY-1】8月15日(土)午後3時〜 [WOWOWライブ]
【DAY-2】8月16日(日)午後3時〜 [WOWOWライブ]
番組オフィシャルサイト(外部サイト)
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