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艦隊、料理、鉄道etc.……日本人はなぜ“擬人化”したがるのか?
擬人化の元祖と言われる『びんちょうタン』
埼玉・浦和の駅を擬人化。4月よりテレ玉で放送される『浦和の調ちゃん』
こうして一部のコミュニティで盛り上がっていた擬人化作品が幅広い層まで知られるようになったのは、2000年代後半からのアニメブームが関係しているように思う。アニメが大衆的な人気を得ていくなかで、豊富な“あるあるネタ”を取り扱った擬人化アニメは、様々なメディアで盛んに取り上げられた。世界の国をキャラクター化した『ヘタリア』シリーズ、大江戸線や中央線の駅をイケメン擬人化した『ミラクル☆トレイン』などのタイトルは目にしたことがある人も多いのではないだろうか。
もともと日本人はキャラクター好き
TVアニメ『艦隊これくしょん-艦これ-』EDテーマ、西沢幸奏の「吹雪」。CDジャケットには吹雪が登場
TVアニメ『艦隊これくしょん-艦これ-』OPテーマ、AKINO from bless4の「海色(みいろ)」。CDジャケットには吹雪、睦月、夕立、川内、神通、那珂が登場
たとえ無機質なモノでも、キャラクターとして肉付けされると、途端に対象に対して様々な感情が湧きあがってくる。特に日常で触れているものや、知識として触れてきたものならなおさらだ。そういう意味では、『艦これ』がゲームやアニメファンのみならず、ミリタリーファンからも擬人化が支持を受けているという部分も頷ける。刀を擬人化した『刀剣乱舞』など、斬新な擬人化はまだまだ続いている。日本人の特性を巧みに表現する擬人化ムーブメントは今後さらに加速していきそうだ。