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“スマホで年賀状”が本格化!LINE公式に日本郵便も参入
そのような傾向に伴い、年賀状など、グリーティングカードのネットサービスが急増。日本郵便では、年賀状の総合ポータルサイト「郵便年賀.jp」を2007年から開始し、昨年は1億8,000万アクセスを超える人気ぶりだ。さらに2011年には、誰でも簡単に、楽しくはがきの年賀状がつくれる無料アプリ「はがきデザインキット」のサービスも開始し、昨年は約40万ダウンロードを記録。ネットを介しての年賀状が浸透するなか、日本郵便ではより汎用性の高い“スマホで作る紙の年賀状”を展開していく。
住所がわからなくても大丈夫! LINE年賀状の利点とは?
さらに、今年は「LINE」との連携もスタート。「はがきデザインキット2015」では、「LINE」を通じて住所がわからない相手にも年賀状を送ることができる新サービスを実装。“学生時代の友人に年賀状を出したいけど、「LINE」でのみ繋がっている”という人も、「LINE」を通じて気軽に年賀状が送れる。また、「LINE」の年賀状サービスでは、動画を送る動画再生用のQRコードを入れた年賀はがきも作成可能。QRコードをスマートフォンで読み取ると動画メッセージが閲覧できる機能もあり、楽しみも倍増。これまで、年賀状という文化自体にわずらわしさを感じていた若年層ユーザーにとっても、スマートフォンで簡単に作成できるのであればチャレンジしてみる意義はあるはず。
AR機能付きはがきが新登場!“送られる”だけでなく“送る”楽しみも
年賀状もスマートフォンの普及に伴い、「新年のあいさつ」という形式的な要素だけでなく、“送る楽しみ”や“送られる楽しみ”という新たな付加価値が生まれた。身近な友人や親戚だけでなく、ちょっとした知り合いにも簡単に送れる“スマホで年賀状”が、今後さらに普及していく可能性は高い。