数々の人気男性雑誌を手掛け、「ちょいワル」などのブームを生み出し、現在、ファッションディレクターとして、多くのメディアで活躍する干場義雅氏。仕事柄、たくさんのカッコいい男、できる男を実際に見て、世の中に紹介してきている。もちろん干場氏自身、まさにその典型の1人とも言えるだろう。そんな「目の肥えた」干場氏が考える、できるビジネスマンとは、どんな人物像なのだろうか。そこに近づくためには?
干場氏に聞いてみた。
2014-12-05
数々の人気男性雑誌を手掛け、「ちょいワル」などのブームを生み出し、現在、ファッションディレクターとして、多くのメディアで活躍する干場義雅氏。仕事柄、たくさんのカッコいい男、できる男を実際に見て、世の中に紹介してきている。もちろん干場氏自身、まさにその典型の1人とも言えるだろう。そんな「目の肥えた」干場氏が考える、できるビジネスマンとは、どんな人物像なのだろうか。そこに近づくためには?
干場氏に聞いてみた。
ビジネスとは、極端な言い方をすれば、お金を儲けるということ。干場氏は、まず「仕事」とはどういうものか、ということから話を始めた。
「お金が関わるということは、基本的に自分に信用がないと任せられないということ。信頼関係がないと駄目なことです。また、現在の日本の社会に於いては、女性がどんどん社会進出し、一線で働く女性もたくさんいらっしゃいます。女性を味方につけて、女性とともに一緒にいいビジネスをしていくというのが、いまの考え方の中心です」
この2つの要素を考えたとき、大切になってくるのが、「バランス」。まずは当たり前ですが、信頼を得られるようなスタイルをすることが大前提です。営業先、取引先に好印象をもたれるようにきちっと整えて、初めて、社会人として社会と接することができるのです。干場氏は「身だしなみも仕事の一つ」と語り、例を挙げる。
「これは、僕の仕事である雑誌の誌面もそうだし、ファッションもそう。そして、ビジネスマンもそうです。仕事も見だしなみもバランスがとれていて、初めてできるビジネスマンになるのです。どちらも欠けてはいけないと思っています。先日、ブラウンの新製品発表会にゲストで参加してきたのですが、やっぱりあれだけ長きにわたってブランドが世界に認められているのは、デザインも機能もバランス良く両立しているからなんですよね。使っていてすごく心地いいんだけど、デザイン的にカッコ悪いというのはダメで、やっぱり両立していて初めて、いい製品になるんです」
では、その身だしなみを良くするには、何に注意をすればいいのだろうか。
「印象を良く見えるようにするには、やっぱりバランスが大切。そして清潔感。きれいなシャツを着るとか、スーツをピシッと折り目を正しく着るとか、すべてが大事で、何かが欠けてはいけません。総合的な作用だと思うんです」
なかでも、干場氏が大切と考えるポイントがある。
「首から上と、手首から先が、対社会において、表に出ているところです。そこはせめてきれいにしなければいけません。ここが汚かったらもう、その時点でアウト。だから髪の毛や歯、爪などをきれいに清潔感を保つのは、できるビジネスマンの第一歩だと思うんです」
「僕が言うのもなんですが、ヒゲは大事ですよね。やっぱり剃り残しがあったり、肌が負けて赤くなったり、白く粉がふいているようになっているのはダメだと思うんです。その点、先日の発表会で見た、ブラウンの新しい最上位機種のシェーバー、『シリーズ9』はすごくいいと思いました」
「僕自身は、基本的に肌がとても弱く、ヒゲを剃っては肌負けをして大変だったんです。だから、自然とヒゲを伸ばすようになったんです」という干場氏。『シリーズ9』との出会いは衝撃的だったようだ。
「ずっとヒゲを伸ばしてきたわけですが、『シリーズ9』を手で試してみたら、全然肌が痛くないんです。少ないストロークで、しっかりと毛を立たせてカットしてくれる。『もっと早く出してくれていたら……』って本当に思いました。そうしたら、僕にもヒゲのない時代が、10年前や20年前にあったのかなと」
そんなヒゲも含めて、清潔感を保つのに大切な朝の準備。干場氏は毎朝きっちりとメイクをして仕事に向かう女性を引き合いに出し、男性にも朝の準備を勧める。
「女性はちゃんとしているじゃないですか。お化粧などのために時間をしっかりとって準備をしている。男性も20分でいいと思うんですよね。シャワーを浴びて、髪を整えて、スーツもシャツもきちんと準備して。僕は、チーフもシャツもスーツも、いくらクリーニングに出したものでも、全部自分でアイロンをかけなおして、朝、出ます。清潔感を保つには、それぐらい時間はかかりますよね。僕のその時間に今後は、ブラウンの時間も入ってくるかもしれません。全部ヒゲを剃ってみたいなと、本当に思いましたから」
干場義雅(ホシバ ヨシマサ) クリエイティブディレクター。1973年東京都出身。『MA-1』、『モノ・マガジン』、『エスクァイア日本版』など、数々の男性誌の編集を経て、人気雑誌『LEON』の創刊に参画し、“モテるオヤジ”や“ちょいワル”ブームの立役者としてヒット企画を手掛ける。その後『OCEANS』を創刊。副編集長 兼 クリエイティブディレクターとして活躍し2010年に独立。今年10月に創刊されたミドルエイジ向けデジタルコンテンツ『FORZA STYLE』の編集長に就任。そのほかメディアの枠を超えて多方面で活躍中。
ブラウンが11月から発売を開始した、シリーズ7以来8年ぶりのシェーバー最上位機種で、
ブラウンの60年以上にもわたるシェーバーづくりの経験とノウハウを存分に注ぎ込んだ
最高峰モデル。世界最高* に肌にやさしく、剃り残さないシェーバーを実現しており、
それを可能にしたのが、ブラウンが誇る次の3つのテクノロジーだ。
*3日間伸びたヒゲで2013年12月時点P&G調べ ブラウン史上
従来一つだったトリマーから、高度に特殊化された連動する2つのトリマーへと進化。「くせヒゲキャッチ刃」と「極薄リフトアップ刃」からなる、この「デュアル連動刃」が、あらゆる方向に生えたくせヒゲや、寝ているヒゲを感知して効率的にとらえ、これまでよりも少ないストロークで深剃りを可能にしている。結果、ブラウン史上最も、肌にやさしい深剃りを実現。
ヒゲの濃さを感知して、自動対応する毎分1万回転の音波振動。これで肌を震わせることにより、多くのヒゲをしっかりとワンストロークでとらえることができ、肌に余計な負担をかけることなく、効率的に深剃りができる。
顔の形は人それぞれ。あらゆる凹凸に対応すべく、前後に動くヘッドと、網刃が上下にフロートするサスペンション機能を搭載。このフレキシブルな首振りヘッド「密着3Dヘッド」により、自動的に顔の局面に追随し、密着。ヘッドを肌に強く押しつけなくても、多くのヒゲをとらえることができる。
またテクノロジーだけでなく、ブラウンらしくデザインも秀逸。ブラウンのシェーバー部門チーフデザイナーのウルフギャング・ステッグマンによると、全体のフォルムは、シェーバーという男性が使うものだからこそのデザインだと言う。
「今回の『シリーズ9』は男性の上半身の形状から着想を得ることで、パワフルさや男らしさをデザインの中で表現しています。また、人間工学に基づき、二つの素材を組み合わせた流線型のフォルムで持ちやすさや使いやすさを可能にしています。これは、ディーター・ラムスから受け継いだ、私たちのデザインの原則を適用しており、これはブラウンのすべての製品づくりに通じています」
機能、美しさ、そして使いやすさの見事なまでの調和。ここには、ブラウンの社内環境が大きく影響していると、ステッグマンは続ける。
「ブラウンの製品の成功には、90年間変わらないデザインとテクノロジーの融合がありました。この融合を実現したのは、デザイナーと製品開発担当者との密接なコミュニケーションが理由として挙げられます。ブラウンでは、デザイナーと製品開発者が隣り合わせに座っています。そのため、さまざまな新しい技術を、より消費者に寄り添ったデザインとして、製品化することを可能にしています」
『シリーズ9』は、まさにブラウンの不変の伝統が育んだ、
ブラウン最新にして最高の製品なのである。