――映画の撮影で共演者の皆さんと1年ぶりに再会したそうですね? 【小林】 はい。たった1年なのに、みんなの顔つきや雰囲気が変わっていて、1年ってすごいなって思いました。映画でも、そんな変化をそれぞれの役に感じてもらえるんじゃないかと思います。主演の大塚 愛ちゃんとはDVD『東京フレンズ』の共演で初めてお会いしたのですが、前から愛ちゃんの曲が大好きでいつもMDに入れて聴いていてパワーを貰っていたんです。だから初めて会った時は、“わあ、ホンモノの愛ちゃんだ!ちっちゃくて可愛い!”って思いました(笑)。それが『東京フレンズ』で共演することになって、役と同じように仲良くなったんです。この間、ライブに呼んでもらったんですけど、すっごくよかった!感動しました。
――『東京フレンズ』では“サバイバル・カンパニー”“フラワーチャイルズ”といったバンドがストーリーの中心になっていますが、普段聴いている音楽、好きなアーティストは? 【小林】 中学生の頃からMY LITTLE LOVERが大好きで、移動中やお風呂のなか、メイク中にも聴いています。好きな曲は「白いカイト」。それと高校生の頃から浜崎あゆみさんのファンで、「Who...」が大好きです。『東京フレンズ』にも素敵な音楽がいっぱい出てくるんですけど、私は大塚 愛ちゃんが歌う“サバカン”の「フレンズ」という曲が本当にお気に入りで、携帯の着メロにしています。あと映画に出てくる「ユメクイ」もすごくいい曲なんですよ!
――映画のみどころと、ニューヨークロケについて教えて下さい。 【小林】 ニューヨークは本当にステキな所でした。画商の小橋(佐々木蔵之介)さんのアトリエもオシャレだし、玲(大塚 愛)が隆司(瑛太)を探して色んな場所を歩くので、イーストビレッジやセントラルパークなどのニューヨークの街並みも楽しんでもらえると思います。映画で気に入っているのは、私が演じる真希と玲が朝方ベッドに座って話すシーンです。真希は自分に向かって話しながら、同時に玲の背中を押すセリフを言うんです。私も、真希のように内気なところがあるので、自分を重ねて演じています。『東京フレンズ』って、日常にもあるような、観ている人の心に自然と入り込んでくるような等身大のストーリーなんです。だからその時の心情によって見るたびに発見があるんじゃないかと思います。私は今回ニューヨークロケだけで、みんなと一緒のシーンが少なくて寂しかったので、日活の撮影所に遊びに行ってエキストラとして参加しました(笑)。居酒屋“夢の蔵”のシーンのどこかにいるので探してみて下さい。(文:内山麿魅)
主人公はなんとなく東京に憧れて地方から上京した女の子・玲。どこにでもいる普通の女の子が東京で新しい友達に出会い、音楽という夢を見つけていく。アルバイト先の居酒屋「夢の蔵」の不器用だけれど一生懸命な仲間たち、「おまえの声が好きだから」とバンドのボーカルに誘ってくれたギタリストの隆司。玲は、彼らとともに笑ったり悩んだりしながら青春の日々を駆け抜ける。互いに惹かれあった隆司がバンドを脱退しても、玲は歌い続けることを心に決める・・・。
2006年8月12日(土)全国ロードショー (C)2006「東京フレンズ The Movie」フィルムパートナーズ
1. コメント映像(大塚 愛)
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ユメクイ【初回盤】 大塚 愛 2006/08/02[シングル] \1,890(税込) エイベックス・トラックス AVCD-31021/B
ユメクイ【通常盤】 大塚 愛 2006/08/02[シングル] \1,050(税込) エイベックス・トラックス AVCD-31022