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ランキング

2006年01月18日

順位	男性	女性	俳優名	作品


1	1	1	ジョニー・デップ	チャーリーとチョコレート工場
1	1	1	ジョニー・デップ	ネバーランド

2	5	3	ダニエル・ラドクリフ	ハリー・ポッターと炎のゴブレット

3	6	2	岡田准一	東京タワー
3	6	2	岡田准一	フライ，ダディ，フライ

4	5	4	山田孝之	電車男

5	3	8	吉岡秀隆	ALWAYS三丁目の夕日

6	2	12	柳葉敏郎	容疑者　室井慎次

7	7	7	ブラッド・ピット	Mr&Mrs.スミス

8	4	16	反町隆史	男たちの大和　YAMATO

9	14	6	妻夫木聡	春の雪

10	7	15	ユースケ・サンタマリア	交渉人　真下正義

11	13	8	渡辺謙	SAYURI

12	18	5	柳楽優弥	星になった少年

13	11	16	トム・クルーズ	宇宙戦争

14	10	27	ヘイデン・クリステンセン	スター・ウォーズエピソード3/ シスの復讐

15	21	10	神木隆之介	妖怪大戦争

16	19	12	ジェラルド・バトラー	オペラ座の怪人

17	26	11	チョン・ウソン	私の頭の中の消しゴム

18	12	20	真田広之	亡国のイージス

19	21	14	成宮寛貴	NANA

20	18	23	江口洋介	戦国自衛隊1549

　男女共に圧倒的な人気を見せつけたのがジョニー・デップ。2位と倍以上の票差をつけ、ぶっちぎりの首位を獲得した。子供から大人まで幅広い支持を受けた主演作『チャーリーとチョコレート工場』がベストムービーの堂々1位。白塗り、おかっぱ頭のチョコレート工場長・ウォンカという奇天烈なキャラクターを演じたことが投票人気の原動力になったに違いない。しかも05年はもう一本、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた『ネバーランド』があったのも大きかった。娯楽作・文芸作両方に主演する振り幅の広さ、そして以前からの実力も相まって、まさに俳優として今が絶頂期。昨年、最も世界中にインパクトを与えたハリウッドスターだと言っていいだろう。

　2位のダニエル・ラドクリフは、ご存知史上最強のファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズの主役。誰もが認める当たり役を得たことで、世界中で愛される子役となった。昨年もシリーズ第4弾『～炎のゴブレット』が大ヒット。今後、大人へと成長していくダニエルくんが、どうハリーのイメージを払拭していくかが正念場となりそうだ。

　さて近年、邦画人気が高まっている影響で、上位に日本人俳優が続々とランクインしているのに注目。20位までに13人もの日本人男優が顔を並べた。その中で堂々の3位となったのが、V6の若手メンバーとしてお馴染みの岡田准一。圧倒的に女性票を集めており、『東京タワー』『フライ，ダディ，フライ』という2本のヒット作に主演したという実績が光った。また、多数のベテランを押しのけ堂々4位につけたのが、山田孝之。昨年、社会現象にもなった大ヒット純愛映画『電車男』の主演で一気にメジャー俳優の仲間入りを遂げた。それまではTVドラマ中心に実績を積み重ねていたものの、映画主演は『電車男』が初。男女共にまんべんなく票を集め、作品人気に後押しされる形での上位入りとなった。今までイメージを固定せず様々な役柄に挑戦してきており、06年も新たなキャラクターでの映画主演が待たれる若手注目株だ。

　これに続くのが『ALWAYS三丁目の夕日』の吉岡秀隆、『容疑者　室井慎次』の柳葉敏郎といったベテラン日本人俳優。それぞれ男性人気が高く、やはり作品人気に引っ張られる形でのランクインとなっている。逆にハリウッド俳優のランクインは、ジョニー・デップ以外は7位にブラッド・ピット、13位にトム・クルーズ、他にヘイデン・クリステンセン、ジェラルド・バトラーが入るだけと、やや寂しい結果に終わってしまった。今年はハリウッド俳優が巻き返すのか、はたまた邦画人気を持続したまま日本人勢が更にシェアを伸ばすのか興味は尽きない。

(文：原口一也)

【調査方法】
※自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】による関東圏、関西圏、東海圏の中高生、専・大学生、20代社会人、30代、40代以上の男女、計1,500人にインターネット調査したもの。

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