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2005年11月16日
05’、好きなお笑い芸人ランキング大発表!
好きなお笑い芸人ランキング TOP30
バラエティ業界において、トーク力は必須!
 ダウンタウン、強し!いやはや圧倒的である。好きなお笑い芸人第1位に輝いたその強さは、男女差、年齢差をものともしない“鉄板”ぶりだった。アンケートを細分化してみてみると、男性編1位、女性編1位、10代編3位、20代編1位、30代編1位、40代編3位。好きな理由を聞いた項目でも「ボケの天才とツッコミの天才だから最強です」(30代男性)といった芸人に対する最大級の賛辞でうめつくされていた。『ごっつええ感じ』『ガキ使罰ゲーム』と発売したDVDも驚異的な売上げを誇っているが、いわゆるコア層とメジャー層、そのふたつの支持を得るというのは、並大抵のことではない。
 第2位の明石家さんまも強い。男性編2位、女性編2位、20代3位、30代2位、40代1位。10代でのランクインこそなかったが、アンケートの回答には、「やはりトークがおもしろい。いろんな人たちのおもしろいところを引き出す力がすごい」(40代女性)と、その“トーク力”に対する評価はナンバーワンといってもよいだろう。
 第3位のナインティナインは、各層で安定した票を集めた。注目なのは、「やってる番組がすべておもしろい」(20代男性)など、ナインティナインのパーソナリティだけでなく番組全体に対する評価が高かったこと。昨年のCX系『FNS27時間テレビ“めちゃ×2オキてるッ! 楽しくなければテレビじゃないじゃ〜ん!!”』など、彼らと現場を共にするスタッフの尽力を、視聴者は決して低く見積もっていないのだろう。
 同率の5位にはビートたけし、島田紳助と漫才ブームからの強者たちが名前を連ねたが、割って入ってきたのが4位のアンジャッシュだ。女性編3位、10代編2位、20代編4位、40代編4位と支持を集めた。注目は、30代ではトップ5圏外だったのにもかかわらず、40代で4位と票を集めたこと。子供とテレビを一緒に観た親の世代にも彼らの作り込んだコントが受け入れられたことが、好結果につながったのではないか。
 トップ3を脅かす存在は誰なのか。ダウンタウン、明石家さんまはもちろん、3位のナインティナインも冠のつくトーク番組(日本テレビ系『ナイナイサイズ!』)を持っている。現在のバラエティ業界において、トーク力は必ず求められるもの。既にトークで定評のある爆笑問題、くりぃむしちゅーらの更なる躍進と共に、4位と健闘したアンジャッシュには、冠トーク番組での活躍を期待したい。
ダウンタウン
明石家さんま
ナインティナイン
4
アンジャッシュ
5
ビートたけし
5
島田紳助
7
ロンドンブーツ一号二号
8
レイザーラモンHG
9
オリエンタルラジオ
10
南海キャンディーズ
11
爆笑問題
22
オセロ
12
次長課長
23
レギュラー
13
アンタッチャブル
24
ウッチャンナンチャン
14
陣内智則
25
ヒロシ
15
志村けん
26
麒麟
16
青木さやか
27
ラーメンズ
17
アンガールズ
28
スピードワゴン
18
タモリ
29
笑い飯
19
さまぁ〜ず
30
藤井隆
20
インパルス
20
くりぃむしちゅー
カッコイイお笑い芸人ランキング
カッコイイだけじゃなくスタイルも重要!
渡部建(アンジャッシュ) 1位に輝いたアンジャッシュの渡部健は、東京都八王子市出身の33歳。身長は175センチとスタイルも抜群だ。女優である伊藤裕子との交際もスクープされるほどのモテっぷり。アンケートからも「俳優でもいけると思う」(10代女性)、「そのままモデルになれそう」(40代男性)などの声も多かった。同じく2位の山口智充も、「鍛えられたマッチョな体型と笑顔が最高」(30代女性)の声が多く、今やカッコイイ芸人はそのスタイルも重視されているようだ(ちなみに山口は身長175センチ)。3位はキングコングの西野亮寛。『スローダンス』でフジの月9にも出演し、「ドラマに出てても俳優さんに負けていなかった」(30代女性)との評価も。もっとも、4位の明石家さんまには「大人の男という感じがするし、時々色気があると思うから」(20代女性)、6位の松本人志には「生き方に共感を覚える」(20代男性)などの声が多く、ルックス以外の要素で票を集めていたのはさすが大物芸人の貫禄というところ。
 注目すべきは、「西高東低」ぶり。1位の渡部健と10位の木梨憲武以外の8人は、すべてが関西出身のお笑い芸人である。
渡部建(アンジャッシュ)
2
山口智充(DonDokoDon)
3
西野亮廣(キングコング)
4
明石家さんま
5
レイザーラモンHG(レイザーラモン)
6
松本人志(ダウンタウン)
7
遠藤章造(ココリコ)
8
徳井義実(チュートリアル)
9
井上聡(次長課長)
10
木梨憲武(とんねるず)
ネクスト・ブレイク期待のお笑い芸人ランキング
オリエンタルラジオ
2
南海キャンディーズ
3
次長課長
4
劇団ひとり
5
ほっしゃん。
6
猫ひろし
7
陣内智則
8
まちゃまちゃ
9
スピードワゴン
10
長州小力
10
笑い飯
キーワードは“オリジナル性”!
 1位のオリエンタルラジオは、吉本興業の若手養成所であるNSCを、今年卒業したばかりの超新星。ラップ調のリズムに乗せての掛け合い漫才“武勇伝”で一躍注目の若手となった。アンケートにも「あのリズムが忘れられないから」(10代女性)との声が数多く寄せられた。2位の南海キャンディーズは、身長182センチの大きな女・しずちゃんと知的なツッコミが光る山里亮太の男女混合という異色なコンビ。「しずちゃんと山里のアンバランスな感じが最高」(40代女性)との声は確かに的を射ている。3位の次長課長は、彼らならではのコントとマニアックな物真似で頭角を現した(テレビだけでなくライブも要チェック!)。アンケートには「ネタだけでなくフリートークもおもしろい」(30代男性)と、彼らの芸達者ぶりを讃えるものが多かった。
 視聴者がネクストな芸人に期待するキーワードは「オリジナル」。コンビではないピン芸人が6人選出されたのも、未知なる者を望む視聴者の期待感がうかがえる。ランキングにはもれたが、関西では既にそのオリジナリティを疑う者のいないケンドーコバヤシにも、ぜひとも注目してほしい。

(文:唐澤和也)
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