お笑いタレントのビートたけし(68)が、ウェイン・ワン監督最新作『女が眠る時』(2016年公開)に主演することがわかった。北野武名義で監督した作品以外で映画主演を務めるのは、12年ぶり。クランクアップを迎えた11日、都内で行われた製作発表会見に出席したたけしは、ウェイン監督の演出を冗談を交えて愚痴りつつ「自分のキャリアのなかでも久々に緊張して、手探りの状態がしばらく続いたけれど、役者としても監督としてもいい勉強になった」と回顧。「お世話になりました。ありがとうございました」と感謝を伝えた。
同作は、『スモーク』(1995年)でベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いたウェイン監督が、スペイン人作家ハヴィア・マリアスによる短編小説を実写化し、自身初の日本映画の監督に挑戦。たけしのほか、西島秀俊(44)、忽那汐里(23)、小山田サユリ(非公表)らが出演する。
妻の綾(小山田)とバカンスを過ごすため、海辺に佇むリゾートホテルを訪れた小説家の健二(西島)は、処女作のヒット以来、スランプに陥っていた。滞在初日、プールサイドで初老の男・佐原(たけし)が、若く美しい女・美樹(忽那)の身体に丹念に日焼け止めクリームを塗っている様子に目を奪われ、やがて部屋を覗き見るなどストーカー行為にまで及んでいく。
たけしは「『表情には出さず煮えくり返った自分を見せてくれ』って、わけわかんないことを言われて悩んだ時期もある」と演技の苦労を告白。自ら演出を提案することもあったようで、ウェイン監督からは「この作品にとってもう一人の監督という存在だった」と信頼を寄せられていた。
出演を決めた理由について「ギャラがもらえるから」とひょうひょうと話すたけしだが、実際にオファーを受けた際は「『ちょっと出てくれ』って言われて、主演は西島くんだと聞いていた」と勘違い。まさか自分が主役とは思わなかったようで「主役といっても私は情けない変質者の役。マヌケな話ですよ」と笑わせた。
たけしのトークに隣で爆笑していた西島は、「こんなことばっかり言っていますが、現場では絶対に手を抜かず演技をされていて、改めて映画への情熱と愛情の深い方だと感じました」とフォロー。それでも、たけしがすぐさま「ロケ弁がまずかった」と毒づいていた。
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同作は、『スモーク』(1995年)でベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いたウェイン監督が、スペイン人作家ハヴィア・マリアスによる短編小説を実写化し、自身初の日本映画の監督に挑戦。たけしのほか、西島秀俊(44)、忽那汐里(23)、小山田サユリ(非公表)らが出演する。
妻の綾(小山田)とバカンスを過ごすため、海辺に佇むリゾートホテルを訪れた小説家の健二(西島)は、処女作のヒット以来、スランプに陥っていた。滞在初日、プールサイドで初老の男・佐原(たけし)が、若く美しい女・美樹(忽那)の身体に丹念に日焼け止めクリームを塗っている様子に目を奪われ、やがて部屋を覗き見るなどストーカー行為にまで及んでいく。
たけしは「『表情には出さず煮えくり返った自分を見せてくれ』って、わけわかんないことを言われて悩んだ時期もある」と演技の苦労を告白。自ら演出を提案することもあったようで、ウェイン監督からは「この作品にとってもう一人の監督という存在だった」と信頼を寄せられていた。
出演を決めた理由について「ギャラがもらえるから」とひょうひょうと話すたけしだが、実際にオファーを受けた際は「『ちょっと出てくれ』って言われて、主演は西島くんだと聞いていた」と勘違い。まさか自分が主役とは思わなかったようで「主役といっても私は情けない変質者の役。マヌケな話ですよ」と笑わせた。
たけしのトークに隣で爆笑していた西島は、「こんなことばっかり言っていますが、現場では絶対に手を抜かず演技をされていて、改めて映画への情熱と愛情の深い方だと感じました」とフォロー。それでも、たけしがすぐさま「ロケ弁がまずかった」と毒づいていた。
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2015/07/13