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　今年で記念すべき10回目を迎えた“一人話芸”日本一決定戦『R-1ぐらんぷり2012』（フジテレビ系）の決勝戦がいよいよ20日夜に行われる。そこで今回、ORICON STYLEでは、各方面で活躍する実力派12名による最終決戦を前に“ファイナリストのなかで優勝すると思う人物”について調査を実施した。これをランキング化したところ、1位に選ばれたのは2007年以来6度目の決勝進出を果たした【友近】。続く2位には、『M-1』の覇者でもある【徳井義実（チュートリアル）】、3位には準優勝した昨年に続き、今年も決勝へとコマを進めた【AMEMIYA】がランクインしている。

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　2002年に産声をあげた同大会も今年で開催10回目。初代王者にだいたひかる、そして前年は佐久間一行が栄冠を手に入れ一躍その名を全国に轟かせてきた。今年は、決勝にコマを進めた友近、野性爆弾 川島、AMEMIYA、COWCOW 多田、サイクロンZ、いなだなおき（アインシュタイン）、徳井義実（チュートリアル）、キャプテン渡辺、千鳥 大悟、ヤナギブソン（ザ・プラン9）、ヒューマン中村という顔ぶれのなかから新王者が誕生し、その歴史に新たな1ページを刻むこととなる。

　強豪がひしめき合うなか今回のランキングで1位に選ばれたのは、唯一の女性ファイナリストである【友近】だ。人物の模写を得意とする彼女は、女将や先生などのキャラクターを演じながらの“ひとりコント”が持ち味で、その完成度の高さから「面白くてネタにハズレがないので」（兵庫県／10代／女性）と人気を集める。また、2010年に優勝したあべこうじと並び、最多6度目の決勝進出ということから「今年こそ優勝してほしいですね」（千葉県／20代／男性）といった声援も多く、男女・世代別ともに最高得票を獲得している。

　2位の【徳井義実（チュートリアル）】は、同点の末の決選投票で敗れ惜しくも準優勝となった2007年大会以来、2度目の決勝進出。前回の実績はもちろん、バラエティ番組等での活躍から「独特の世界観があっていつ見ても笑えるので」（兵庫県／20代／男性）と支持された。ギターと白いスーツ姿がトレードマークの3位【AMEMIYA】は、「とにかく歌の歌詞がおもしろく、若い人から中高年まで幅広く笑えると思うので今年こそ！」（千葉県／40代／男性）と、得意の“歌ネタ”で前回のリベンジを待ち望む人が多かった。

　その他、「ひとりになった時にどんな“笑い”を提供してくれるのか楽しみだから」（大阪府／40代／女性）と、コンビでも高い人気を誇る【千鳥 大悟】（4位）、【COWCOW 多田】（5位）、【野性爆弾 川島】（6位）らの“ピン芸人”としての活躍に期待が集まったほか、今回初めて決勝に挑む【スギちゃん】（7位）や、ともに2度目のファイナル進出となる【サイクロンZ】（9位）、【キャプテン渡辺】（10位）など、勢いに乗る若手ピン芸人たちの腕前に注目したいという声も目立った。

　同大会の覇者は、優勝賞金500万円はもちろん、地位や名誉、そして話題性も一夜にして手中に収める。過去最多となる3612人のエントリーのなかから勝ち残った12名が、晴れの舞台でどのような“笑いのバトル”を繰り広げるのか？ 10代目チャンピオン決定の行方に俄然注目が高まる。

【調査概要】
調査時期：2012年3月6日（火）～3月12日（月）
調査対象：合計1,000名（自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員のなかで「お笑いに興味・関心のある」10代～40代の男女）
調査地域：全国
調査方法：インターネット調査

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