歌手のhitomiが、エイベックス（現・エイベックス・マーケティング株式会社）からインディーズレーベルへ移籍し、4月27日にアルバム『SPIRIT』を発売することが12日、わかった。

　hitomiは、雑誌『Fine』（日之出出版）のモデルを経て、1994年11月28日に、小室哲哉プロデュースのシングル「Let’s Play Winter」で歌手デビュー。2ndアルバム『by myself』（1996年9月11日発売）が、オリコン週間アルバムランキング1位を獲得し、80万枚を超える大ヒット。その後も『h』、『huma-rhythm』、『SELF PORTRAIT』の3枚のアルバムで1位を獲得し、それぞれ50万枚を超えるセールスを記録した。

　創成期からエイベックスを支えるトップアーティストだけに、音楽活動の場をメジャーからインディーズに移すという発表に、様々な憶測が飛び交っているが、hitomi本人とエイベックス側から移籍の詳細は一切明かされておらず、「ファンの皆様には、後日改めてきちんと全てをお伝えできるはずです」とコメントを返すのみ。アルバム発売日までには、何らかの発表が行われるとのこと。hitomiは、歌手デビュー17年目にして、大きな転機を迎えることになりそうだ。